ドラマ「軍師官兵衛」感想
大河ドラマって1年続くでしょう。
1年間、ずっと見続けるのって結構気力が要るのよね。
よほど面白くないと脱落してしまいます。
ここ数年で言うと
龍馬伝 (無事に完走)
江~姫たちの戦国~(一話にして脱落)
平清盛 (秋頃まで頑張っていたけど脱落)
八重の桜 (危うかったけど、なんとか完走)
「八重の桜」でかなり気力を使い果たしたし、次は見なくても良いかな〜と思ってたら、主演が岡田准一くんだって言うじゃないですか。
そりゃ、見ないと!
ちょうど、「永遠の0」で凛々しい宮部さん役を見たばかりだしね。
ということで、今年も大河ドラマを見ることにしました。
あ、ちなみに、私は戦国時代とか全く詳しくなくて、黒田官兵衛という名前は聞いたことあって、たしか有名な武将の家臣の1人だったよね、ってそんな程度の知識しかありません。
見ているうちになんとなく分かるようになるかもしれないし、ならないかもしれない。
で、第1話。
いきなり、ちょいと老け気味の官兵衛が、小田原城に単身で交渉に向かうという緊迫したシーン。
大量の弓矢および銃で狙われているにも関わらず、頬をちょっと擦っただけで一発も当たらず。
さすがです、主人公。
そして、篭城する北条軍に叫ぶのですわ
「方々、方々、命を粗末になされるな。生きられよ」
「生き延びろ!」と叫んでいた「永遠の0」の宮部さんとモロ被りで、1人でわーきゃー盛り上がっておりました。
(そういえば、濱田岳くんも出るのよね。こっちでも部下の役で)
官兵衛の毅然とした態度とその言葉に心を動かされたのか、小田原城の門がゆっくりと開いたところでオープニングをはさんで、官兵衛の子供時代へ。
幼少期の官兵衛(万吉)は武術の稽古や学問にはあまり興味を示さない割には、好奇心旺盛でちょっと型破りなところがある
という、大河の主人公にはありがちのパターン。
万吉のほのぼのとしたエピソードを繋ぎながら、黒田家が目薬を売って成り上がって来たというその成り立ちや、群雄割拠の中にある黒田家の立ち位置やら、「あぁ、信長が台頭して来た頃の話しなのね」などという基礎的な情報が上手く詰め込まれていて、歴史に無知な私にも理解できました。
目端の効く世渡り上手な祖父。
厳格で無骨な父。
そして、幼くして母を失った。
こういったことが官兵衛という人のベースになっているのだろうな、というあたりも伝わってきました。
母の遺言をしっかと受け止めた万吉は、人が変わったように勉学に勤しみ武術の稽古にも励むようになりました。
まぁ、元々、アタマは悪くないんでしょう。
本気出したら、あっという間に後の軍師の片鱗を見せるようになっちゃって。
そして、あっという間に元服 (゚ー゚;
万吉を演じた子が可愛いかったのにねぇ。
1話だけでサヨナラだなんて、残念です。
早く岡田准一にバトンタッチしたかったんだろうけどさ。
そういうわけで、ちょっと無理がある岡田官兵衛(16歳)が誕生しました。
第一話は可もなく不可もなく無難な滑り出しと言ったところでしょうか。
さて、この先、どうなることやら。
感想は全話書くかどうか分かりませんが、無事に最後まで見続けられることを祈って…