魍魎の匣 第一話
ええと・・・よく分かんない(;´▽`A``
いろんな意味で。
ストーリー的には、謎をバラまくだけバラまいて終わってしまったって感じ。
それは、まぁ、初回だから仕方ないですね。
これから、徐々に回収されて行くんでしょう。行くはず。行かなきゃウソだ。詐欺だ。
第一話の内容を簡単に言うと、
1人の平凡な少女・頼子がクラスメートの美少女・加菜子に心酔していく。
ある日、その美少女の完璧な「美」に翳りが生じた。
そして、加菜子は列車に轢かれてしまう。
自殺?
それとも・・・?
って、それだけ。
端折り過ぎか。
まぁ、だいたいこれくらい押さえておけばいいでしょう。
キーワードとして、「天人五衰」
天女が衰えて死んでいく際に現れる五つの兆しのことだそうな。
その「兆し」というのは、かなりシビア。
あと、もうひとつは、「生まれ変わり」
普通に考えたら、生まれ変わった人間が同時に存在するわきゃないと思うんですが・・・
文字通り「生まれ変わる」っていう話しではないんでしょう、たぶん。
う〜ん・・・とにかくねぇ、映像はスゴく奇麗なんですよ。
耽美チックな絵柄も悪くないんですよ。
でも、なんか、あんまり雰囲気が出てない。
物語の舞台となっている「昭和27年」という時代がどんなだったのか分からないけど、どうもあの映像を見ている限りでは時代の雰囲気というのが伝わって来ませんでした。
大事だと思うんですけどね。
時代背景って。
あと、怖くない。
列車の窓に血の手形がバババババッと貼り付くシーンなんかもあったんだけど・・・
ぜぇんぜぇん怖くありませんでした。
やりようによっては、とっても怖いシーンになっていたんじゃないのかな?
アタシは「巷説百物語」シリーズが好きで、京極堂の方は「姑獲鳥の夏」しか読んでいないんだけど・・・
京極堂がやたらとウンチク語るんですよね。
おそらく、あの分厚い文庫本の半分は京極堂のウンチク。
アニメでは程々にしないと、逃げ出す人が続出すると思います。
かといって、京極堂のウンチクが無いとオハナシにならない気もするし。
上手く調整してくれると良いんですけどね。
シナリオ担当の腕次第かな。
今後の展開に期待・・・ということにしておきましょう。(偉そう)