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ドラマ「流星ワゴン」第7話&第8話 感想

さて、美代子さんとヒロくんは放ったらかしのまま、寄り道ばっかりしてるカズ(西島秀俊)チュウさん(香川照之)ですが

今回は、健太くんが「もう一度ママに会いたい」と言い出したことから、健太くんを成仏させようという運びに。

でも、橋本さん(吉岡秀隆)の様子がちょっとおかしい。

橋本さんを居酒屋に連れ出し、チュウさんが問いつめると…

橋本さんの『思い残したこと』は、健太くんと本当の意味での親子になること。
でも、健太くんがこのまま成仏してしまえば、その願いは叶うことはない。
よって、橋本さんは成仏できずに未来永劫1人で彷徨い続ける。
それでも、健太くんが成仏して、来世で当たり前の幸せな人生を送ることが出来るのなら、自分はそれでいい。

それが親心ってもんよね。

にしても、この2人、生き霊と幽霊なんですよね。
その2人が普通に居酒屋でビール飲んでるって、どういうこと?(゚ー゚;
そのへんが、このドラマの意味不明なところで。
原作ってどうだったっけ?
これが全部カズの妄想なら、全てカズ目線で話しが進行しないとおかしいのに、カズの居ないところでも勝手に話しが進んでるから妙なことになってる。
ファンタジーならファンタジーなりの理屈や秩序が無いと、お話しとして成り立ちませんよ?

けっきょく、健太くんはママと会ってスッキリしたものの、ダメなパパを放っておけなくて成仏せずに戻って来ちゃいました。
(要はそういうことよね)

健太くんが一番大人なんじゃね?(;´▽`A``

橋本さんも、「本当は喜んじゃいけないのに、ダメな父親です」って認めていたから、まぁ、良しとしよう。
 
 
そして、突然、このドライブが終わったら自分は死ぬのではないかと疑い始めたカズ。
橋本さんに有耶無耶にされたまま、カズは最後のポイントへ。

相変わらずパチンコ通いで、ますます借金が増えて追いつめられている美代子さん。
いじめがエスカレートしてヒロくんも爆発寸前。

現実のカズは、それを見て見ぬ振りしていたけれど、やり直し旅中のカズは違う。

競馬デートで妻の心を引き戻し、いじめっ子は大人げない脅しで撃退して息子の信頼を勝ち取る。
(ちょっとニュアンス違うがな!)

その筋の人のフリをしてケータイ越しに凄むカズ、上手すぎだろw
西島さん、ちょっと演技力抑えた方が…w

カズが毛嫌いしていたチュウさん風の対応をしたら万事うまく収まるちゅうのが、なんとも皮肉ですが、実に幸せそうな家族になってしまいました。

橋本さん曰く
この最後のポイントに限っては、本人が望めばずっとそのまま留まることが出来るんだそうで。

つまり、このまま家族3人で幸せな暮らしを続けて行けるってこと。
(会社は辞めて退職金も使い果たしちゃって、どうすんのよ?って気もするが)

それが許されるってのは、やっぱりカズは死ぬってことなのかな。
自分にとって幸せな妄想の中で魂は生き続け、現実の自分は死ぬってこと?
そうでないと、辻褄が合わん。

橋本さんは、チュウさんに『はい、死んでます』って言い切っていたけどなっ。
 
 
でも、これは本当の自分ではないから、と、車に戻るカズ。

チュウさんは『このまま留まってりゃええもんを!』と納得がいかないが、妙に悟り切った表情のカズは『まだやり残したことがある』と。

それはもちろん、あれですよね、あれ!
そこスルーしたら、怒るからね!

で、ここまで来てようやく、カズのお母さんの若かりし頃が正純さん(○○妻)のお姉ちゃんだって気がついたんだよ、あたしは。
 
 

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