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映画「GODZILLA ゴジラ」感想(ネタバレ注意)

何を隠そう、ゴジラをちゃんと見るのは初めてでした。
もちろん、ゴジラという怪獣のことや、あのテーマ曲や、モスラやキングギドラの存在も知っていますが、きちんと映画で(しかも映画館で)見るのは初体験なのです。

さて、感想を書こうと思ったものの、さぁ、困った。
どう頑張ってもネタバレしてしまう。
ネタバレを避けようとすると何もかけない。

というわけで、ネタバレしまくりです。
というより、ネタバレしかありません。
ネタバレは嫌だ困るというお方は、スクロールしませんように。
 
では、まいります。
 
 
日本の原子力発電所で働くジョーとサンドラの夫婦は、ある朝、不可解な振動を感知する。
ジョーは原子炉の停止を提案するが、なかなか距離が下りず、その間にも振動は繰り返され、ついに大きな揺れが起こる。
原子炉の調査に向かっていたサンドラは死亡。
原子力発電所自体も崩壊し、付近一帯は封鎖区域となる。

それから15年…

2人の息子のフォードはアメリカに帰国し、軍に入隊して爆発物取り扱いのスペシャリストになっていた。

そして、日本に残っていた父は変人になっていた \(;゚∇゚)/

あの原発を崩壊させた振動が地震だったという公式発表を嘘だ隠蔽だと言い張り、封鎖区域に無断で立ち入ろうとして逮捕されたという… ( ̄_ ̄;)

久しぶりに家族の元に帰れたというのに、身元引き受け人としてアメリカから飛んで来ざるを得なくなった息子フォードにとってはいい迷惑である。

でも、そこは親子。
父親につき合って(懲りずに無断で)封鎖区域に行ってみると…
放射線は検知されず、汚染などされていないことが分かる。

それなのに封鎖が解かれないままなのは何故だ?何を隠している?
と、親子がゴチャゴチャやっていると、謎の集団が現れて身柄確保されてしまう。

2人が連れて行かれたのは原子力発電所のあった場所で、そこには新たな研究所らしきものが作られていた。
この研究所「モナーク」の研究員を務めるのが芹沢博士(渡辺謙)で、巨大生物に実に詳しい。

「モナーク」では謎の巨大生物のさなぎを管理しており、こいつが放射性物質を吸収してくれるってんで、そのまま様子見していたらしい。
異様な振動は、どうやらコイツが原因のようだ。
原発を崩壊させたのも、そして、今、研究所付近で発生しているものも。

まるで、ジョー&フォード親子が戻って来るのを待ち構えていたかのように孵化する巨大生物ムートー。
ちょっとカマキリっぽい。

ムートーは大暴れしたあげく、移動を開始。
海を越え、行く先々で大惨事を巻き起こす。
どさくさに巻き込まれて父ジョーは命を落とす。

いったい、何処へ行くんだよ?と追いかける人間たち。

そして、ムートーを追う巨大な影。
それがゴジラ!
まだ背中しか見えませんが!

えーと、ぶっちゃけると、アメリカ本土に居るパートナーに会いに行こうとするムートーを、「なに勝手なことやってんだ、オマエら」と、ゴジラが追いかけて行って邪魔する話しですね。

図体の大きい連中の活動に巻き込まれて、人間は右往左往するばかり。

一応、人間ドラマ的な味付けはありますが、いったんは散り散りになった主人公の家族は奇跡的な再会を果たしてめでたしめでたし…っていう、パニックものによくある展開でそんなに深いものではないです。

たぶん、良いんでしょう。

あくまで、メインはゴジラだから!

怪獣が暴れてなんぼの映画だから!

別にストーリーとして破綻してないし、芹沢博士のお父さんが被爆者であることをにおわせる小道具を出して来たり、そこかしこに読み取ろうとすれば読み取れる『それらしい』メッセージをさりげなく散りばめてくれています。

あくまで怪獣映画『ゴジラ』でありながら、押し付けがましくない程度にメッセージを投げかけてくれていて好感度は高かったです。

日本で生まれた「ゴジラ」なので、ゴジラが日本から海を渡ってアメリカまで行くという形に無理なく収まっているという点も良い。

要所要所でゴジラについてのウンチクをたれるのが日本人博士なのも良い。

アメリカ人主人公がスーパーヒーロー的な大活躍しないとこも良い。
 
 
人間そっちのけのゴジラvsムートー夫妻の大乱闘は見応えがありました。

(でも、一番印象に残ったシーンが、輸送機から足に赤い発煙筒付けた落下傘部隊が降下して行くシーンだったって言うねw)

ムートーの圧倒的なタフさを見せつけられ、大量の卵を見せられる。
あんなのが何匹も現れたら、そりゃもう、人類終わったも同然だと誰でも思う。

一応、人間たちもやることはやっているんだけれど、桁違いの巨大生物に為す術も無く、なんだかよく分からないがゴジラとかいう怪獣に頑張ってもらうしかない。

しかし、よく分からないんで、ムートーを狩るために追いかけて行くゴジラを攻撃してみたりなんかもしている。
あんまりダメージ与えてなかったみたいだけど。

芹沢博士は難しい顔でブツクサ言ってるだけで、米軍は「とにかく核兵器ぶっ込みゃいいんだろ?」と単細胞ぶりを発揮。
フォードはそれなりの奮闘はするけれども、どちらかと言うと米軍は無駄なことをして余計に事態を悪化させている。

たった3匹の怪獣を前にして、あまりにも無力な人間。

最後に「怪獣王は、この街の救世主なのか?」なんて一文がありましたが、ゴジラは別に人間のために頑張ったワケではなく…

えーと、なんでムートーをやっつけに来たんだ?(;´▽`A``

まぁ、いいか。
怪獣の道理は人間には知る由もないってことで。
(いいのか?w)
 
 
読み取ろうとすれば色々考えさせられるストーリーになっているし、怪獣(娯楽)映画だと気楽に受け止めてもいいし、どちらにしても楽しめる映画だと思います。

隣の席に座っていた小学生の女の子は、怖くて途中から見ていられなかったと両親に語っていましたが、それくらいの迫力はあったということでしょう。

続編が決定しているらしいので、そのおりにはまた映画館に足を運びたいと思います。
 
 
あ、それから…
原発の崩壊や津波や、高層ビルに飛行機が突っ込むシーンとかあったりするので、トラウマが刺激されるかもしれません。
思い当たるフシのある方は、ご観覧の際はご注意ください。
 
 

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