アニメ「シドニアの騎士」〜第3話 感想
録画してあったのを、まとめて一気に見ました。
例によって原作未読なので、今ひとつ意味分かっていない部分もありますが、こういうの好きです!
軒並みのぺっとした見分けのつかないキャラの造形も嫌いじゃないし、戦闘シーンやメカも良い感じだし。
ばりばりSFにアジアン要素がぶち込まれてるのって、すごく好みだし。
どこかで「宇宙版 進撃の巨人」とか言われているのを見かけたけど、確かに言われてみればそんな感じ (^-^;
主人公の立ち位置とか、閉塞感ハンパ無い世界観とか。
学園ラブコメっぽい要素もあって、そこで油断してると、ズトンと絶望に突き落とされるのがマゾくて良いw
やばい。原作読みたい。
とりあえずアニメを3話まで見た感想をば。
それと、意味不明な単語がいっぱい出て来ているし、情報整理も兼ねて。
まずは、アニメをサラッと見ただけではよく分からなかった基本設定。
・太陽系は謎の異性物によって壊滅。
・人類の一部が宇宙船「シドニア」に移住
・それから約千年が経過
・シドニアの住人たちは自らの身体に改良を加えながら生き延びている
それから、
『衛人(もりと)』ってのがモビルスーツみたいなやつでぇ
『衛人』で戦う相手が『奇居子(ガウナ)』っていう、太陽系を滅ぼした謎の生物でぇ
『衛人』は旧型の方が性能が良いらしいんだけども、自動化されている部分が少なくて操縦者の腕が如実に反映されるらしい(オートマ車とギア付きみたいなもんかぁ?)
でもって、『継衛(つぐもり)』は訓練生憧れの伝説の機体…らしい
シドニアの人類は遺伝子操作で光合成が出来るようになっていて、食事は週に一度程度で十分。
若いうちは両性具有体で、パートーナーが決まったら相手に合わせてどちらかの性に変化するタイプの子も居る、とか
たぶんクローンなのであろう同じ顔した人間がウロウロしていたり、とか
とにかく、種を絶やさないために必死であれこれ弄くっている模様。
主人公の谷風長道(たにかぜながと)はシドニアの最下層で人知れず育てられていた少年で、爺ちゃんの死で独りぼっちになってしまい、空腹に耐えかねて地上に出て来る。
長道は他のシドニアの住人たちのように光合成が出来るように遺伝子操作されておらず、そのためきちんと食事を摂らないと腹が減る。
長道は初回から派手に怪我しまくってるんですが、どう考えても治りが早すぎる。
(心肺停止状態から脅威の復活を果たしているし…)
単に「世間から隔絶された環境で育った少年」というだけではない…よね???
彼を保護したのが、シドニア艦長の小林
長道は『衛人(もりと)』の操縦士訓練学校に放り込まれ、そこにいる訓練生仲間が
星白閑、科戸瀬イザナ、岐神海苔夫、緑川ゆはた…
(ふりがな振ってくれないと読めないし、漢字変換しても出てこないし)
寮母さんがクマで名前がララァって…どゆこと?w
他にもまだ出て来るけど、いいだろ、ひとまずこれくらい押さえておけば。
地下で育った長道は地上のことは何も知らず、身体的にも彼らと異なっていて、地上においては異分子。
地下で旧型の『衛人』のシミュレーターで訓練していたおかげで、いきなり伝説の『継衛』のパイロットに任命されて、それを乗りこなしてしまう腕もあり。
当然、目立つ。
そのくせ、長道のキャラがぽぁっとして頼りなさげなもんで…
母性本能くすぐられるんだか、女の子が寄って来る。
初回から何かと世話をやいているイザナ。
長道の方もほんのり好意を抱いていそうな閑。
データ的な興味なのかなんなのか、接近して来る緑川。
で、そんな長道に嫉妬する海苔夫w
ジュブナイルにありがちなキャラ配置ですねぇ。
100年間姿を見せていなかった『奇居子(ガウナ)』が、長道の初陣でいきなり出て来るなんて、訓練生らをその場に送り込んだ小林艦長が、そこに『奇居子』が潜んでいるのを知っていたとしか思えないんですが ( ̄◆ ̄;)
ひとまず追い払った『奇居子』の討伐に派遣されるのが、目下のところ、シドニア最強(ただし奇居子との実戦経験は無し)と言われる赤井班・赤青緑桃(違うわ、百)の4機。
フラグ立てまくってたんで1人ぐらいは討ち死にするのかと思って見ていたら、まさかの全滅!
進撃で例えると、第3話めにしてリヴァイ班が兵長含めて全滅しちゃったくらいの戦力ダメージですか?
次回予告によると、今度はシドニア自体が派手に損傷しているようですが、赤井班を全滅させた奇居子が来ちゃうんですかねぇ。
当然のごとく長道が前線に引っ張りだされるんですかねぇ、赤井班消しちゃったので。
ええ、もう既に艦長を信用してません。
シドニアを仕切っている上層部が、なんか曰くありげだしねぇ。
色々、続きが楽しみです。
しかし、どう考えても一期で話しがまとまるとは思えないし、いずれ原作を買うことになるんかなぁ…ε-( ̄ヘ ̄)