映画「ホビット 竜に奪われた王国」 感想(&あらすじ)
前作「ホビット 思いがけない冒険」でバッチリ予習を済ませ、映画館に馳せ参じました。
今作は三部作のうちの真ん中。
下手すれば一番ダレる部分だと思うのですが…
結論から言ってしまうと、めっちゃ楽しかった♪
あっという間の160分でした。
(以下、今回も激しくネタバレしていますのでご注意ください)
(ついでにバカ長いですゴメンナサイ)
馬を失ったドワーフ一行を、しつこく追いかけてくるオークの一群。
やっとのことで逃げ込んだ隠れ屋で、一行は熊人のビヨルンと出会います。
ビヨルンの助けにより闇の森の入り口まで辿り着いた一行ですが…
ここでガンダルフが別行動に (lll゚Д゚)
ビヨルンからナントカ砦にネクロマンサーがどうのこうの(すっげー、あやふやでゴメンナサイ)って情報を入手したり、ガラドリエル様から念波が飛んで来てしまったりしたものだから、やむを得ずそちらを優先した模様。
ガンダルフが「絶対に道を外れるな」って釘刺したのに
闇の森に足を踏み入れた13人のドワーフ&ホビットは、あっという間に迷子!
そして、巨大な蜘蛛の群れに捕まり喰われそうになる!
なんとか逃れようとジタバタしているところに、颯爽と登場したエルフの戦闘集団。
レゴラス来たーーー!*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(*゚▽゚*)・*:.。..。.:*・゜゚・*
これで助かったのかと思いきや…捕まってしまったw
不審者扱いってことですか?
というか、このドワーフたち、あっちでもこっちでも捕まり過ぎです。
もう、世界中を敵に回しているんじゃないかと疑いたくなるくらい、追いかけられるわ捕まるわ。
『中つ国』は危険がいっぱい、ということにしておきますか。
エルフの皆さんたちに武器を取り上げられ、持ち物を改められるドワーフさんたち。
グローイン(ギムリのパパ)の持っていた肖像画を見て、ギムリを化け物呼ばわりするレゴラス( ´艸`)
後に大の仲良しになるとは知る由もない。
エレボールを目指すと言うトーリンに不信感を抱き、闇の森を統べるエルフの王スランドゥイル(レゴラスのパパ)はトーリンまでも牢にぶち込む。
ドワーフとエルフの間には、エレボールがスマウグに教われた時にエルフが助けてくれなかったという確執があるとはいえ、ガンダルフが一緒に居ればここまで面倒くさいことにはならなかったんじゃないですかね?
しかしそんなこととは無関係に、囚われの姫君と看守との間にほんのり芽生える恋心…
違う。逆だ逆。
いや、キーリが仔犬みたいに可愛いもので(;´▽`A``
映画オリジナルキャラのタウリエルが予想以上にカッコいいもので(;´▽`A``
タウリエルは美しくてカッコいいし、キーリは種族違うんじゃね?ってくらいイケメンだし、まさかのラブロマンス投入だったけど素直に納得しましたです、はい。
そんな2人を険しい表情で見つめるレゴラス王子。
スランドゥイルはレゴラスがタウリエルに気があるって言ってたけど、オーリーはどっかのインタビューでレゴラスがタウエリルに抱いているのは恋愛感情ではないっぽいこと言ってたし、どうなんでしょう?
それはともかく
指輪の力で姿を消していたおかげで捕われずに済んだビルボの活躍で、無事に牢から抜け出せたトーリン一行。
取る物も取りあえず逃げ出したけれど、しつこくストーキングしていたオークたちに見つかってしまい、後を追いかけて来たエルフ軍も加わって三つ巴の大乱闘に突入。
エルフの戦闘アクションは美しいわー。
無駄にくるくるひらひら華麗に舞い踊るかのようで。
急流を下る樽に乗って弓矢連射という、もはや曲芸と言っても差し支えない荒技を涼しい顔でやってのけるレゴラス王子!
おまけにドワーフの頭を平然と踏んづけるという鬼畜っぷり。
もう何も言いません( ̄▽ ̄)
オークからもエルフからも無事に逃げおおせたトーリンと愉快な仲間たちは、偶然居合わせたバルドを有り金はたいて買収し、近くの街まで連れて行ってもらいます。
映画を見ただけでは何故バルドが領主から目を付けられていたのか分からなかったのですが、調べてみたら彼はスマウグによって破壊された街の領主の末裔だそうで。
立場的にはトーリンと一緒ね。
それなりに人望もあるかもしれない人物で、領主としては煙たい存在なのでしょう。
この街で、ドワーフ一行は分断されてしまいます。
ドゥリンの日までに何としてでもエレボールに辿り着きたいトーリンと、大事なお役目を任されているビルボ以下省略ごめん。
エルフの館から逃げる時にオークの毒矢で怪我をしてしまったキーリと、彼に付き添うため残ることにした兄のフィーリ以下省略ごめん。
湖の街はビルボ・トーリン組と入れ違いにキーリが心配で追いかけて来たタウリエルと、そのタウリエルについて来たレゴラス、おまけにドワーフを目の敵にするオークという招かれざる客まで押し掛けて来て千客万来。
っていうか、いい迷惑だオマエらっ!
好き勝手に暴れ回るレゴラス王子。
キーリの治療を優先して戦闘に参加しないタウリエルに腹を立てて、八つ当たりしているようにしか見えんよ。
オヤジにだって、ぶたれたことないのにっ!
とは言ってないが、鼻血見てぶち切れて1人でオークを追いかけて行っちゃったし。
レゴラスのキャラの豹変ぶりには正直戸惑いました。
「ロード オブ ザ リング」のレゴラスは、育ちのよろしい好青年というイメージ。
きらっきらの王子様然としたルックスなのに戦闘能力高し!で、浮世離れしていて隙あらば歌を歌おうとする原作のレゴラスとは別人の映画オリジナルキャラみたいになっていましたが、それはそれで良かった。うん。
で、今作のレゴラスは…う〜ん…( ̄ー ̄?)
そもそもエルフという種族が他種族に対して上から目線な物言いをなさる印象があるので、それに倣ったのか高慢ちきで自信満々な若造って感じで、このレゴラスだけ見たら(カッコいいけど)あんまり好感度高くない。
このドワーフたちとの一件でレゴラスの他種族に対する見方が変わり、闇の森の外への興味も抱くようになって、あの「ロード オブ ザ リング」のレゴラスに繋がる、というのなら良いのだけど。
そんな流れの片鱗でも、次の第三部で垣間見られることをちょっと期待します。
一方、ビルボ・トーリン組はエレボールに到着したものの、なかなか鍵穴が見つからない。
トーリン、諦め早すぎ。
ビルボが粘って鍵穴を見つけてくれたから良かったものの…
これまでの言動のあれやこれやも含めて、いささかトーリンの人柄に疑問を抱いてしまいました。
ビルボはドワーフの王の象徴である「アーケン石」を探し出すという大事なお役目を果たすため、1人でエレボールの中に入って行きます。
で・・・
起こすなって言われてたのに、スマウグ起こしちゃうし!
トーリンたちも頑張ったけれど、スマウグを倒すどころか怒らせてしまって
僕らのせいだ!
じゃねーよっ!!!\(*`∧´)/
……ちょっと待って。
今回、ガンダルフってばほとんど別行動だったじゃん!
いつ合流すんだよ?
捕まっちゃってるよ。
どうすんだよ。
ビルボ&ドワーフ組が散々な目に遭っている間、灰色の魔法使いは単身でナントカ砦に向かって、そこに巣食う闇の勢力と対決。
珍しく魔法使って頑張りましたが、善戦虚しく力負け。
世界を覆い始めていた怪しげな気配は、復活しかけのサウロンのものだったんですねぇ。
ネクロマンサー=サウロンってことでいいのかな?
ガンダルフはサウロンと手を組んだオークどもに捕らえられてしまいました。
みんな忘れてるみたいだけど、誰か助けに行ってやって。
はい。
そんなこんなで、フラッとパーティから外れた魔法使いはてんで役立たず。
ドワーフ組は分断され一方にはオークの軍団が迫り、もう一方の留まる街には火を噴くドラゴンが飛来しようとしている。
こんなところでブチッとぶった切られて1年放置ですかっ!
ビルボはアーケン石を拾えたの?どうなの?
スマウグとゴタゴタやってて、よく分からなかったよ。
ちょいちょい指輪の力使っているけど、だいじょうぶなの?
最初は剣に触れるだけで怖じ気づいていた彼が、自ら剣を振り回して敵に立ち向かうようになったのは成長の表れなのか、それとも指輪の魔力に毒されつつあるってことなのか?
どっち???
オーク軍団はトーリン組とレゴラスが共闘して片付けるのかな?
ってことは、再びレゴラス無双が拝めるわよね?
(もう、レゴラスはアクション担当ってことで良いよね)
パパも駆けつけるのかしら?
スマウグの方はバルドが大弓でなんとかするの?
バルドも弓の達人らしいんだけど、本編中にそういう描写あったっけ?
バルドさん、なかなか良いキャラなんだからもっと活躍させて欲しいな。
脅威の回復力でキーリが戦線復帰して活躍したりする?
っていうか、して。
一応、彼もアーチャーなんだから(一応って…)
ガンダルフも忘れないであげてねっ!
ああああああ、第三部が待ち遠しい。
関連記事
「ホビット 思いがけない冒険」の感想
「ホビット 決戦のゆくえ」の感想
« 映画「ホビット 思いがけない冒険」 感想 | トップページ | ドラッグ オン ドラグーン3 プレイ日記の3 »
「映画の感想」カテゴリの記事
- 映画「マッドマックス 怒りのデスロード」感想(大々的にネタバレしてます)(2015.07.10)
- 映画「ベイマックス」感想(ネタバレは無いはず!)(2015.01.13)
- 映画「インターステラー」感想(けっこうなネタバレ)(2015.01.09)
- 映画「ホビット 決戦のゆくえ」 感想(2015.01.05)
- 映画「るろうに剣心 伝説の最期編」感想 その2(容赦なくネタバレ)(2014.09.19)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント