「わがままファッション ガールズモード」お店だより#16
傾向と対策:接客の基本
わがままで一筋縄では行かないお客さんばかりなので、あくまで「基本」ということで。
お客さんが来たら、まず服装チェック!
その時、重要なのは「ブランド」です。
こまめに展示会に足を運び、自分の好みではないブランドでも一応のぞいておきましょう。
同じ型でもボタンがリボンに置き換わっていたり、微妙に生地の質感が違ったりするだけで、別ブランドのアイテムだったりもするので、すべてを把握するのはかなり大変ですが。
だいたいの雰囲気だけでも覚えておくといいです。
同じブランドで固めている人ばかりだったら、それでいいんですけどね・・・
けっこうゴチャ混ぜでワケ分かんない人も居るし、特に冬は重ね着していてインナーが見えなかったりして、ホントに困ります。
(AZ・USAのアウターの下にヒポポタマスのインナーをコッソリ着込んでいて、実はヒポポタマスの方がお客さんの好みだったり・・・とかね)
う〜ん、このお客さんは、いったい何が好みなんだ???と、悩んじゃいます。
そういう時は、色もチェック。
「これでもか!」ってくらいに赤系のアイテムで固めている人や、べつにロリ系ではないけどピンクっぽい服でまとめているお客さんなどが居ますよね。
そういうお客さんは、同系色のアイテムを勧めてあげると、たいてい気に入ってくれます。
まぁ、いくら色合いが似ていても、ガーリーな雰囲気の人にJack-tarのごっつい革ジャケットとか勧めたらダメですけど。
雰囲気を崩さない範囲であれば、「え?本当にコレでいいの???」ってくらい、意外と幅広いブランドのアイテムを受け入れてくれます。
ブランドも色も統一されていない場合は、私は全体の雰囲気で判断しています。
パッと見ただけで分かっちゃう、ロリ系やパンク系の人とかは楽ですよね。
何となく、アジアンだなぁ・・・とか
どことなく、お嬢さんぽいかなぁ・・・とか
なぁんか、子供っぽいぞ・・・とか
服だけでなく、髪型やメイク、言葉遣いや仕草も参考にします。
ギャルっぽい服が好きな人は話し方もギャルっぽく、セレブな人はお上品な言葉を使うことが多いですから。
それでも分からない時は、お客さんのコーディネートの中で一番目立っているアイテムに合わせてみる・・・
目立つアイテムと言えば、アウターやパンツ、ロングスカートなど面積の広いもの。
パッと目についたアイテムと同じブランドの物を出して来ると、気に入ってくれる確率が高いです。
最後の手段は、ダメもとで適当なアイテムをオススメ!!!
って、それを言っちゃオシマイって感じですが。
気に入ったアイテムが見つからなくてガッカリさせてしまっても、お客さんは性懲りも無く何度でもやって来ますから、気にしないことです。
だって、どうせ膨大な数のお客さん(似たような人が何人も居るし)を覚えきれないし、全部のお客さんを満足させることなんて無理無理だもの。
すべてのアイテムを同じブランドで統一しているお客さんは、そのブランドの物しか買ってくれない
複数のブランドのアイテムを組み合わせているお客さんは、好きな色だったり、雰囲気を大きく崩さない範囲であったりすれば、割と幅広く受け入れてくれる
だいたい、そんな感じで良いんじゃないかと思います。
というわけで、とりあえず接客の基本中の基本のうち、単品でアイテムをオススメする時のポイントをまとめてみました。
次回は、複数のアイテムを買ってもらうコツについて書く予定です。
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