キャシャーン Sins 第8話
「希望の讃歌」
今週のキャシャーンが出会ったのは歌姫ジャニス。
例によってならず者風のロボットたちにジャニスが襲われているところを、キャシャーンが助けるわけですが・・・
もぉ、なんでキャシャーンが出会うのって美女ロボットばっかり?
男はいかにも「ロボットです!」って感じのロボットばっかりなのに・・・
イケメンロボットって、いないのかしら?
ディオは、あれっきりチラッとも出てこないし。
まぁ、いいか、そんなことはどうでも。
ジャニスは数体のロボットに守られながら旅をしていました。
彼女の歌声に勇気を与えられ、彼女を守ろうとする者。
逆に、彼女を殺して「希望」を打ち砕こうとする者。
ジャニスの歌声は、荒みきったロボットたちの心を苛立たせるんでしょうね。
絶望しきっている時に「希望、希望」と言われたら、ムカっとくることもあるわな。
その絶望が深ければ深いほど。
全然立場の違う人になんか言われたら、ますますブン殴りたくなるかもね。
たとえば、キャシャーンとかに言われたら。
でも、ジャニスの場合は自身も「滅び」に見舞われています。
そのうえで、自分の歌を待っている人たちに届けようと、前に進んでいきます。
美しい歌声だけでなく、彼女のそういった行動や志も皆に希望を与えるのだと思います。
護衛を失ったジャニスのために、キャシャーンは彼女の目指すバーサへ同行することにします。
その道中で、またしても襲ってきたロボットたちを返り討ちにするキャシャーン。
自分の破壊の力を嫌悪するキャシャーンにジャニスは言います。
「この世に意味のないものなど無い。意味を見いだすのは自分自身だ」と。
半分、同感です。
たぶん、本当は意味なんて無いのだと私は思うんですよ。
意味の無いものに意味を見いだすことができるかどうか、だと思うんですよ。
その「意味」は、そんなにご大層なものじゃなくていい。
本当にちっぽけでも、自己満足に過ぎなくても、単なるこじつけでも。
他人がどうのこうの言ったところで、自分が納得していなければ意味が無い。
逆に言えば、本人が納得さえすれば「意味」なんて何だっていいし、その気になればいくらだって「意味」は見つけられる、と。
自分の力にも何かの意味があるのかもしれない。
ジャニスが自分の歌声を人々に届けるためにステージに立つのなら、キャシャーンは彼女の歌声とそれを聞くために集まった者たちを守るためにその力を振るう・・・
ジャニスの歌声をバックに、激しい戦闘を繰り広げるキャシャーン。
ジャニスの歌を単独で聴いたら、きっとどうってこと無いと思うけど、この戦闘シーンで流れると圧倒的に美しい・・・
この歌声も、戦闘モードに入っているキャシャーンの耳には届かないだろう。
でも、キャシャーンの心には、ちゃんと届いている・・・と、いいな。
最終的に、何がどうオチたのかよくわからない終わり方だったけれど、まぁ、今回はこれで良かったんでしょうね。
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