キャシャーン Sins 第10話&第11話
間が空いてしまったので、2回分まとめて。
キャシャーンの出番少ないし。
第10話「過去に囚われた男」
前回、ちらっと名前の挙がったディオが久々の再登場。
世界の滅びを止めるため軍団の結成を図るディオのもとに、かつてルナの護衛を務めていた死神の異名を持つロボット・ドゥーンが姿を現します。
ドゥーンの「滅び」は進行が著しく、アタマの回路の方もかなりヤバくなっている様子・・・
ドゥーンが「過去に囚われている」のは言わずもがなだけれど、ディオも同じですよね。
この人、キャシャーンに対してかなりのコンプレックスを抱いているみたいです。
ライバル心っていうより・・・常に自分の上に居るキャシャーンへの嫉妬に見えます。
そして記憶の無いキャシャーンも、過去に囚われている男なワケです。
自分が何者で、いったい何をしたのか、それが分からない事には一歩も前に進めない。
それを過去に囚われていると言わずして何と言う。
ルナを探しているのだって、結局は自分が何者かを知りたいから。
キャシャーンの場合はアイデンティティに関わることなので、そこが安定しないと足下がフラついて前に進むどころじゃないのでしょうね。
一方、ディオを利用して、何かを企んでいる雰囲気のレダ。
あまり楽しそうな企みではないですけど、何かを為そうとしているところは、積極的で前向きですね。
今のところ、この世界では、女性キャラの方がたくましく生きてる気がするな・・・
第11話「己の使命のもとに」
忠犬フレンダー!?
野党ロボットとの戦闘で崩壊した建物の下敷きになってしまったキャシャーン。
自力での救出を断念したフレンダーは、その場を離れます。
てっきり、キャシャーンを見捨てたのかと思っちゃいましたよ。
キャシャーンとフレンダーが、それほど強い信頼関係で結ばれているとは思えなかったもので。
距離は少しずつ縮まっているなぁとは感じていたけど。
フレンダーは、運良く荒野を旅する一団と出会います。
それは、珍しいロボットと人間の混成集団でした。
リーダーのジンは、どうやら人間を守るために作られたロボットのようです。
その使命を今も忘れず、人間を守って戦い、いつかロボットと人間が平和に共存する世界が来ることを願っている・・・
「キャシャーンを食らえば滅びが止まる」と信じる仲間たちから、キャシャーンを倒せと迫られても、きっぱりと断るんですよ。
他の誰かを犠牲にして幸福を得るのを潔しとしないから。
カッコいい・・・(。・w・。 )
このアニメで、初めて、見ていてホッとするキャラに出会いましたよ。
清々しいというか、希望が持てるというか・・・
今まで出て来たのって、ヤケクソになって暴れてるのとか、完全に諦めきってるのとか、半壊もしくは全壊寸前のとか、とにかく気が滅入るようなキャラばかりだったから。
ジンの「滅び」が進んでいないのは、強い信念に支えられているからかも知れない。
仲間のロボットがそう言っていました。
「病は気から」なんてこともあるから、ロボットの「滅び」にも少しは関係あるのかな。
一団の中に居た子供が、滅びの進行したロボットに「僕が大人になって直してあげる」と言ったのもウルッと来ました。
「滅び」が始まる以前の世界観が未だにイマイチよく分からんのですが、目指すべき未来の姿は垣間みれたような気がしました。
ところで、こうやって登場したキャラクターたちって、再登場するんですかね?
みんな投げっぱなしで終わっちゃったりしない?
滅びの谷に置き去りにして来た彼とか・・・どうするんだろう???
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