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夏目友人帳が良いねぇ。

感想は書いてないけど、アニメ「夏目友人帳」が、すごく良い。
スタート以来、じんわりと心に染みる、ちょっと切なくて温かいエピソードが続いてる。
毎回ゲスト出演する妖怪たちが、妙に男前な声だったりするのも楽しい。

ちょうど1年前の今頃、夢中で見ていた「モノノ怪」がそうだったように、妖怪がらみのお話しは、恐いよりも哀しい方が私は好きだ。
妖怪を生むのも、妖怪を狂わせるのも、みんな人の心。
私はそう思ってんだよね。
だから、それだけで既に妖怪ってなんだか哀しい。そんな気がするんだ。

そして、ちょっと間が抜けていたりなんかする妖怪たちも好きだ。

「夏目友人帳」に登場する妖怪たちは、どっちのタイプも居るんだよね。
哀しいのも、可愛いのも。
第三話の中級のお二人さんとか、第四話の道でへたばってたカッパとか、また出て来て欲しいなぁ。

そうそう、妖怪だけじゃなくて、主人公の夏目もいいんだよねぇ。
夏目の持ってる優しさは、押し付けがましくなくて好感が持てる。
他の人には見えないものが見えてしまうというのと、幼くして両親を亡くしたというダブルパンチで、少々人間嫌いというか周りに気を使い過ぎというか・・・孤独を抱えたちょっと厄介な少年ではあるけれど、なかなか真直ぐに育っていらっしゃる。
(そのくせニャンコ先生の扱いは、おもいっきりぞんざいなのが笑えるところだ)

夏目のお守役(?)ニャンコ先生は、もちろん最高にいかしてるしね。
まさか、ジョシコーセーに変身なさるとは夢にも思わなんだが。
出来れば、美少年とか美声年に変身してもらいたかったところだけど、それだと招き猫に戻るなっ!ってハナシになって、ニャンコ先生の立場が無いから、まぁ、いいや。
まるっこい招き猫モードも可愛いし。
DVDの特典、ニャンコ先生ストラップが欲しいわ。
 
 
ところで、夏目に名前を返してもらった妖怪たちって、どうなってしまうの?

友人帳に名を記された妖怪たちは、友人帳によって束縛されてるってことだよね?
だから、名前を返してもらえば、その束縛から解放されるってことだよね?

なんか、アニメ見てると、消えちゃってるみたいに見えるからさ。

第二話の露神は、最後まで自分を信じていてくれた人が居なくなってしまって、ちょうど名前も返してもらって自由になったから一緒に逝ってしまったんで、べつに名前を返してもらったせいで消えたわけじゃないよね。

第四話の時雨は?
なぁんか、消えちゃったみたいに見えたんだけど・・・?

消えちゃうのは、あまりに哀しすぎるでしょ。
いくら私が哀しいお話しの方が好きだって言っても。
友人帳から解放されて、自由に好きな所に飛んでいけるようになったんだと思いたいんだけど・・・?

う~ん・・・
そこだけが、ずっと引っかかっているのだ。

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