「精霊の守り人」が面白いのよ
毎週欠かさず見てる「精霊の守り人」が、面白いんだわ。
主人公のバルサは(なにげに巨乳だけど)三十路だし、一緒に居るチャグムは(可愛いけど)紅顔の美少年って程でもないし。
ストーリーも、派手に大立ち回りしてることあるけれど、特にどうということなく淡々と事態が進行・・・しているような、していないような微妙な回もあるし。
でも、思わず見入ってしまうんだな。
今週の「刀鍛冶」は「静」の回。
槍を打ち直してもらうために鍛冶屋の元を訪れたバルサとチャグムが、刀を受け取りに来た追っ手の刺客たちとニアミス。
鍛冶屋と刺客との間で交わされる会話を、バルサたちが息をひそめて聞いてるだけ。
ただそれだけなんだけれども、これまでで一番見応えがあったような気がする・・・
鍛冶屋の口から語られる、バルサの過去に絡んでいると思われる武人の話し。
同じ武人としてバルサに一目置いている、刺客の複雑な想い。
それを、じっと聞いているバルサとチャグム。
淡々とした会話と沈黙の中に、いくつもの深い想いが交差する・・・
そこに描かれている人間。
キャラの表情、演出、シナリオ、語っている役者さん
どれをとっても素晴らしい、の一言。
とっても丁寧に、丁寧に作られているアニメだなぁ、と、思う。
原作を読んでしまいたい衝動に駆られるんだけど、先を待つ楽しみを取っておきたい気持ちもあるし。
シリーズ化していて「なんとかの守り人」ってのがいくつか出てるから、そっちを先に読んでしまおうかとも思いつつ・・・それも、邪道なんだろうな、とか思うし。
やっぱり、このアニメを見届けてからにするか、原作を読むのは。
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