図書館戦争 #5「両親撹乱作戦」
遅れを取り戻すべく、頑張っとります。
お、ナレーションが堂上だ。
内容は同じでも語る人が違うと、こうも違うのか。爆笑。
前回の拉致事件(本人は大したことはしていないと思うのだが)により、めでたく雑誌に写真付きで載ってしまった郁。
そこへ、折悪しく郁の両親が現地視察に参られる。
配属先を両親に告げていない郁は、同僚はおろか上司まで巻き込んでの撹乱作戦に打って出る・・・
あのさ・・・
「華道部に入ってます」と言いつつ、こっそり柔道部に入ってるのとはワケが違うよね。
仕事だよね、仕事。
しかも、下手すりゃ命に関わる仕事なんだよね。
黙ってりゃどうにかなる、この場を誤摩化せばオッケー!ってレベルの話しじゃないよね。
それなのに、なんなの、この軽いノリ。
あんまり固いこと言いたくないんだけど・・・
ちょっと、緊張感なさ過ぎじゃない?
この人たち、自分だけでなく他人の命も危険にさらす可能性のある仕事をしてるんですよね?
こんな連中に重火器持たせるのが不安になって来るんですけど。
新人の郁はまだガキ(っていっても、ハタチ過ぎてるらしいが)で、まだ成長過程だから致し方ないとしても、周囲を取り巻く連中もなぁ・・・
図書隊が高校生の部活レベルに見えちゃって。
軍隊ごっこやってんじゃねぇだろ、オマエら!
と、言いたくなる。
仕事放ったらかして保身に走ってる郁は、普通に社会人としてもどうかと。
自分の写真が載ってる雑誌を隠そうとするなんざ、職権乱用に他ならないだろ。
ぬすっとを取り押さえようと、思わず状況も忘れて走り出しちゃったのを考慮してもねぇ・・・埋め合わせ効かないですよ。
そういうわけで、今回は妙にシラ~っと見ていました。
細かいところは、面白いんだけどねぇ。
堂上と郁の父親のやりとりとか、さ。
柴崎が有能ぶりを発揮して、郁を助けてくれちゃうところとか、さ。
さりげなく、お父さんの方がお母さんより小っさいのとか、さ。
で、けっきょく言わないまま帰しちゃうのかーーーっ!!!
おい、この前、手紙を書いて白状しようとしてたんじゃないのか?
あれはなんだったんだ?
一応、図書館員になりたかった理由は告げて、郁の想いは母親にも伝わったようだけど・・・問題は解決してないじゃないか。
まぁ、お父さんは気付いてたみたいですけどね。
でも、こういうことは、ちゃんと本人が話さなくちゃダメですよ。
堂上も堂上だ。
郁のことを思って口をつぐんでいたんだろうけど、私が郁の上官なら両親のもとに突っ返します。
ちゃんと説得して、出直してこい、と。
いかなる事情があろうと、自分がやりたいことを親にキチンと説明し、納得させて来なさい。
それが出来ないような部下は要らん。
(そう突っぱねられないところに堂上の私情が垣間見え・・・オマエもまだ青いな。どこが鬼教官だ、こらっ)
まさか、この件に関してはこのまま放置?
両親には内緒のまま、最終回まで押し通すつもりかしらっ?
私は原作未読です。これはアニメだけを見ての感想ですから。
そこんところはハッキリさせておかないとね。
そのうえで・・・
「本がどんどん取り上げられて、それを守るために戦ってる」ってのは、かなりシビアな状況ですよね。
テーマとしてはスゴく重たくて描き甲斐のある話しだと思うんだけど、今のところ単なるドタバタしたラブコメ?
舞台設定がもったいないですよ。
コミカルなのも恋愛メインなのもかまわないけど、押えるべきことはちゃんと押えて欲しいです。
原作もこんなノリなのだとしたら、アニメにそれ以上を求めるのは酷だと思うけれど・・・
第6話
アニメ「図書館戦争」の感想一覧
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