ゲーム好きにはインテリが多い?!
「お前らトットと仕事しろ!!」さんのエントリーで見つけた
「マンガやゲームに触れている人はインテリが多かった」
という一文に触発されて書いています。
何かと風当たりの強いジャンルですからね、ゲーム好きな自分としては、そんなふうに捉えてくれる人がいると嬉しくなってしまうわけですよ。
ゲームやマンガ・アニメには、神話や古典に由来する物が登場したり、歴史的事実が織り込まれていたりするものが多く存在します。
その元ネタを知っているのと知らないのとでは、遊んでいても楽しさが違うでしょう。
マンガやゲームで出会ったのをきっかけに、そういったものに興味を持ち、勉強してみよう!と思い立つ人もいるでしょう。
ゲームやマンガ・アニメの登場人物の行動を通して、「仲間って大事だよなぁ」と感じたり、「正義ってなんだろう?」なんて考えることもあるでしょう。
それが即・実生活に役立つかどうかはともかく、何も考えないよりは考えた方が良いです。
考えることを繰り返すうちに、アタマと心は鍛えられます。
長い目で見れば、きっと役に立ちます。
そんなふうに、知的好奇心を満たしたり、自分を成長させたりするきっかけが、ゲームやマンガ・アニメでもぜんぜん構わないと思います。
ただね・・・
同じゲームやマンガに触れても、そこから何かを感じ取る人と、何も感じずにサラッと流してしまう人がいるのですよ。
大事なのは、受け手の姿勢。
ぼんやりと受け流しているだけでは、どんなに高尚な芸術作品であろうと、低俗なゲームであろうと、一緒です。
対象がどんなものであれ、そこから何かを読み取ろうとする努力を怠らない。
しかも、それを「楽しい」と感じる。
それが、本当の意味での「インテリ」なのではないかと。
そりゃぁ、時には「なんじゃ、こりゃ?時間の無駄だったぁ!」と感じるものに出くわすことだってあります。
でも、「何かあるかと探してみたけど見つからなかった」のと、「最初から探すつもりが無い」のとでは、ぜんぜん意味合いが違います。
前者であれば、
運が悪かったのか、相性が悪かったのか、自分に見る目が無かったのか・・・
原因はいろいろ考えられます。
そういう失敗を繰り返すことで、ものを見る目も養われて行くと思うのです。
そして、これはゲームやマンガに限ったことではありません。
確かに、ゲームが悪影響を及ぼすこともあるでしょう。
でも、それは、ゲームから偏ったものしか受け取れなかった本人(および、その程度の感性しか持ち合わせていない人間に育ててしまった親や周囲の人たち)に責任があるのであって、ゲームそのものが「悪」なのではないと、私は思います。
そして、これもゲームやマンガに限ったことではありません。
自分も、いっつもそんな小難しいことを考えてゲームしているわけではないですよ。
謎解きが面白かったり、ゲーム内で大暴れするのがストレス解消になっていたり、単純に「楽しい」と感じてゲームをしています。
ただ、私が「ストーリーの付いているゲームでないとどうも楽しめない」のは、登場人物に感情移入して、一緒になって泣いたり笑ったり悩んだりするのを、心底楽しんでいるからなのでしょう。
それは、人間にしか出来ない、知的な「遊び」・・・ですよね。
私にとっての「ゲーム」は、いろいろなカタチの「楽しさ」をいっぺんに与えてくれる理想的な娯楽なのだと思います。
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