図書館戦争 #7「恋ノ情報探索」
今回は柴崎をフィーチャー。
いいよね、柴崎。
ガキっぽい郁と一緒に居ると、その落ち着きっぷりが余計に際立って年齢以上に大人びて見えるんだよね。
どっちにしても、「美少女」呼ばわりするには無理があると思うが。
そんな柴崎に近づく、謎の男・朝比奈。
クールな柴崎に降って湧いた恋の予感なのか、はたまた何か裏があるのか・・・
どこで習得したのか知らないけれど、実に巧妙な駆け引きで柴崎を翻弄する朝比奈。
最初は素っ気ない態度を取っていた柴崎だけれど、お肌のお手入れが2工程増えているくらいだから、まんざらではなかったんだろうさ。
でも、そんな乙女心はあっけなく粉砕。
いそいそとディナーに出掛けて行った柴崎を待っていたのは
関東第一図書館が行っている本の不正処分に関するスクープ記事
今なら、それを止められるけれど、キミ、どうする?
って、話し。
いや、その話しを切り出すにしても、せめてフレンチ食べてからにしない?
それはともかく
柴崎の答えは「考えさせて」
ちょっと意外だった。
そんな申し入れ、即座に一蹴するかと思った。
だって柴崎のパキッとした性格だったら、そういう卑怯なやり口、嫌いそうじゃん。
もっとも、柴崎はその記事が公になった時の反響を考えて、即答を避けたようだが。
う~ん・・・
堂上だったら、即・却下しそうだぞ。
青筋立てて朝比奈を怒鳴りつける、堂上の顔が目に浮かぶようだ。
遠回しに相談を持ちかけられた郁も「自分だったら自首を勧める」と、即答。
この郁のアドバイスにより、柴崎は朝比奈の申し入れを断ることに。
郁って、いろいろと問題の多い娘だけど、正義感の強さだけは筋金入りの様子。
でも、その郁が砂川のHPに難癖つけるのは、キャラ的にどうなの?
正義感が強くて真直ぐなはずの郁にしては、「あれれ?」な発言に感じたのよね。
言論の自由を盾に何でもかんでも言いたい放題ってのは、確かにダメだけどさ
公のサイトで個人的な(しかも一方的な)意見を述べるってのも、妙な話しだけどさ
それを止める権利は、(著者や版権者にはあっても)郁には無いだろ?
そりゃ、良い気分じゃないさ。
だけど、それやっちゃったら、良化隊と一緒じゃん?
図書隊の根本的な存在意義は、言論の自由を守ることなんじゃないの?
郁にとっては言論の自由を守る「正義」よりも、「自分の好きな本をけなすヤツは許さない!」っていう、子供じみた「正義」の方が勝ってるってことなのかしら?
でも、それって本当の「正義」じゃないよ。
「正義」を振りかざす矛先を勘違いすると、とんでもないことになるよ。
「止めさせてやる~~~!」って郁が喚いていたのでね、気になっちゃって。
「公式からのリンク外してやるっ!」ってハナシだったら、問題無いんだけどさ。
それなら、相手の意見は尊重しつつ、ただ、公式ページでやるのはどうかと思うから、個人的にやってネ!ってことになって、何ら矛盾は無いでしょ。
で、まぁ、そんな話しはどうでもよくて(よくないけど)
一連の出来事の影で、手塚の兄・慧が糸を引いていたということが重要だったりなんかするわけで。
兄ちゃんってば、得体の知れない組織を運営していて、弟を仲間に引き入れようと画策しているようですね。
朝比奈は慧兄さんと繋がっていたし、砂川のHPも組織の指示を受けて意図的に悪意ある内容にしていると見て間違い無さそう。
前回、事態を収拾するために手塚が電話していた相手は、この慧兄さんだったんですね。
それなりに力を持った人物のようですが・・・危険人物臭もプンプンと。
「自分が検閲する・・・云々」なんて、夜神月の「新世界の神になる」発言と大差ないヤバさを感じます。
今後しばらくは、暗躍する慧兄さんと図書隊のスッタモンダが続くのでしょうか。(というより、この件に終始しそうな気もする)
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