さよなら絶望先生 第十話 感想
「1人の文化人が羅生門の下で雨宿りしていた」
「生八つ橋を焼かねばならぬ」
あらま、オープニングが変わった。
ずいぶんノリが良くなっちゃって。
今回含めて残り3話というこのタイミングで変えて来る意味が分かりませんが、これはこれで、まぁ、いいんじゃないでしょうか。
今週も、先生、いじめっ子路線です。
生徒をいじめて遊んでます。
そんな先生にちゃんと付き合ってあげてる、二のへ組の少年少女達は偉いな。先生より、よっぽど大人かもしれんよ。
もっとも、どっちかってーと、私は先生がいじめられてるパターンの方が面白いと思うけどな。
前半は文化祭。
やたらと地味ーな出し物をやってる二のへ組。
いったいどうして?と、その訳を問えば、やっぱり元凶は先生にあった。
文化祭ごときで文化人を気取るなかれと生徒達を叱責するが、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と憲法に記されているのだと生徒に指摘され、あっさりと方針変更。
先生は権威に弱いらしい。
しかし、国の台所事情を踏まえ、出し物は最低限文化的なものにすると宣言することで、教師としての意地を見せた。
いいから、そんなとこで意地張らなくて。
だいたい、最低限度の生活を営む権利を認められているのであって、「最低限でなければならない」とはひとっことも書いてないし、文化祭の出し物の文化レベルを下げたところで国庫には何の影響も無いのだが。
文化レベルが高い=金がかかる
ってワケでもないしな。
先生の論理は破綻しているような気がするのだけれど、ものともせずに突っ走り、生徒達が出して来る出し物案を片っ端から却下。
そして、次々と「最低限文化的」な例をあげる先生。
ちなみに私のケータイは氣志団を一発変換しません。
最低レベル以下ですか・・・
いいですけど。この後の人生で、2度と入力することは無いですから。
生徒に、だったら最低限文化的な授業をしてみろと迫られ、先生のとった苦肉の策は・・・
ジャガイモのでんぷん???
えーと、すみません。
確かに地味ですが、文化祭で模擬店やってるよりは、よっぽどアカデミックな匂いがするのですが。
先生、何か、根本的に勘違いしてませんか?
それとも、アタシが間違ってるのかしら?
そんなわけで、文化祭は滞りなく(?)終了し、後半は修学旅行(の下見)
クラス全員引き連れての下見で、費用は全額、旅行会社負担。
不明瞭な会計処理をネタに無理矢理払わせたらしい。
先生、それ、世間では強請と言います。
しかも、調べたのは可符香かよ。
今回は下見のため、どこもじっくり見ることが出来ないが、唯一下見専用の寺だけはゆっくりと見学できる。
しかし、ここの住職が曲者であった。
なんたって、先生の決め台詞を奪ってしまう強者だもの。
住職の使ってるパソコンが、何世代も前のiMacだってのが涙を誘った。
ウチにも1台あるけどねっ!(さすがに、もう使ってない)
下見、下見と騒ぎ立てる先生と、「式場」の下見に行くことにした千里だけれど・・・
式場は式場でも「葬儀場」
「いい物件を見つけた」と言うからスイートホームかと思えば「墓」
予定を変更してまでも先生に付き合ってあげたのに、この仕打ち。
ぶち切れた千里にブン殴られた先生は昏睡状態に陥る。
そんな先生を見て、可符香は「来世の下見に行ってるのだ」とのたまう。
わははははは・・・じゃないだろうよ、先生。
あ、戻って来た。
で、けっきょく、修学旅行は京都ではなく沖縄に決定!というオチでした。
エンディング後、視聴者の皆様から寄せられたご意見ご感想のお便りを紹介するコーナーが新設(?)
千里、ハガキに書かれてることと、言ってる内容が微妙に違うぞ。
だいたい「今後の作品作り」ったって、あと2回しか無いしー!
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