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さよなら絶望先生 第六話 感想

「見合う前に跳べ」

わざわざ「失踪します」と前置きして失踪する糸色先生。
この人は、きっと寂しがり屋なのだ。
心の奥底では探して欲しいと思っているから、わざわざそんなことを言うのだ。

っていうか、先生、また授業放棄ですか・・・
 
 
一方、可符香は夏風邪(夏風邪は・・・以下略)で病院へ。
やたらと患者の少ないその病院にいたのは、糸色先生に瓜二つの医者。
なんと望の兄で、その名も糸色   命!
医者としては最悪の名前を持つ兄であった。

その命先生から、望先生が見合いのために帰郷したことを聞かされ、興味津々の可符香と、自分との関係をキッチリさせたい千里は現地へ。
千里がそこまで先生に執着しているとは、正直意外だったな。
いや、「先生」に執着しているのではなく、「先生との関係」をキッチリさせないと気が済まないだけなのだった。
その割には、かなり長いことうやむやになっていたため、婚姻届けを手に先生に迫ったことなどスッカリ忘れていたよ。
 
 
最初から同行しているまといはともかく、他のレギュラーメンバーもそれぞれの成り行きで何故か先生の郷里にたどり着いてしまう。

そこで彼女たちを待ちうけていたのは、チャラチャラした服装(いや、全然、似合ってないし)で散歩する先生と、執事のセバスチャン時田。

時田に案内されて、生徒たちは先生の御実家へ。
望ぼっちゃんは、これから「見合いの儀」に臨むんだそうな。
その「見合いの儀」というのは、付近一帯の住民がこぞって参加するもので、目が合った者同士が即座に結婚・・・という、無茶苦茶なしきたりであった。
生徒たちも着物に着替えさせられ強制参加。
一部、かなり乗り気なヤツも混じっているが。
これを好機と先生にへばり付くまといと、今こそキッチリさせようと先生に迫る千里が火花を散らすも、望ぼっちゃんはこれをかわして逃走。

望ぼっちゃんは、これまでも幾度かこの「見合いの儀」に参加しているが、決して誰とも視線を交わそうとはせず、ピンチ(?)を乗り切っていたのだと言う。
業を煮やした時田は、あの手この手で望ぼっちゃんを追いつめるが、もはや見合いではなくイヤガラセの域に到達。

そして、逃走を続ける先生が抜け道で出会ってしまったものは・・・
この屋敷に棲みついていた目玉だらけのモノノケ。
目を合わせない達人の先生も、さすがに分が悪い。
思わず目を合わせてしまい、先生、気絶。

相手が人外の者ではどうしようもなく、結婚は不成立に終わったけれど、先生の心にはまた1つ大きな傷が増えてしまったのであった。

最近、千里ちゃんが大活躍だねぇ。
前回は身の丈取締役として圧政を敷き、今度は第三の目を開いちゃったりして、どんどんバケモノじみていく。
委員長キャラじゃなかったのか???
 
 
黒板ネタが無い代わりなのかどうかは知らんが、合間、合間に昔の映画のチラシみたいな映像が大量に挟み込まれていたけど・・・あまりに大量過ぎて、とてもじゃないけど追いきれませんデシタ。

本編ネタは、今回は普通。
あんまり毒が無くてアッサリめでした。
せめて、先生の「絶望したーーーっ!」は、毎回叫んで欲しいんだけどなぁ。
 
 
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