さよなら絶望先生 第八話 感想
「私は宿命的に日陰者である」
初めて男子生徒にスポットライトが当たったーーー!
・・・けど、当たったのが、よりによって、いっとう影の薄い臼井影郎だったので、彼がフィーチャーされていたという実感はあまり無いのであった。
むしろ、智恵先生に全部持ってかれた気が・・・
今週の先生は、開始早々に絶望。
「すごいことが陰に隠れてしまう社会に絶望したーーー!」
・・・だそうです。
どうでも良いけど、長いよ、先生。
もうちょっと端的にお願いします。
確かに、単独で見ればすごいことなのに、他のすごいことに隠れてかすんでしまうってことは、よくあるよな。
それは納得。
だからといって、絶望するほどのことでも無いと思うが。
そんな感じで、陰に隠れてしまったすごいことや、影のすばらしさについて先生と女生徒たちが語り合っている炎天下。
実は臼井君もその場に居るんだが、誰にも認識されていないという・・・
影が薄いにも程がある。
っていうか、彼って、身の丈測定で先生に50円認定されてた生徒だよね???
先生、覚えてないんですか・・・
先生の記憶力にも問題がありそうな気がしなくもないぞ。
そんな臼井君を妖精だとのたまう可符香。
魂のステージが低いと妖精さんは見えないんだそうな。
どう頑張っても彼が妖精に見えないアタシの魂も、きっとステージが低いのだろう。良いけど別に。
そして新学期。
先生、いきなりの遅刻。
ロスタイムで夏休みはあと5日間・・・
(「実家案内」がロスタイムにカウントされていやがる)
しかし、智恵先生にしょっぴかれて来たのであった。
うわ~ん、化猫、モノノ怪って書いてあるーーーっ!(泣かなくても良かろう)
「大人なんだから、そういうのやめて下さい」と千里に叱られた先生。
(育ちが良いから)非難されることに慣れていない先生はひどく傷ついたらしく、「もう死んじゃおっかなぁ・・・」とつぶやく。
すると、千里は
「どうぞ、止めませんから」
先生、冷や汗。
生徒たちも、先生の扱いに慣れて来たな。
動揺を隠し、弱い大人にならないために「非難訓練」の開始を宣言する先生。
非難されたストレスから起きる数々の悲惨な事例をあげるうちに、先生は「非難社会」に絶望。
2回絶望するのは初めてか?
でも、2回目の絶望は大したことなかった(いつも大したことないけどナ)ようで、あっさり立ち直って、謎の指導係のオジサンを交えて非難訓練スタート。
以下、罵詈雑言の嵐・・・
で、ここでも影の薄さを発揮する臼井君。
美人に非難された方が傷は浅いって・・・
そうなのか???
むしろ、強烈にヘコみそうな気もする・・・と、アタシは思ったんだが、ある種の人たちは逆に快感を得られるようだ。
ところで、最後のシャワールームのシーンは何ですか?
ぼーっと見てたら、いきなりあのシーンに切り替わったんで面食らいましたよ。
ヒッチコックの「サイコ」だってのは分かるんですがね。
(わざわざモノクロームにしちゃって・・・)
あれをあそこに持って来た意味が分からんのよ。
まぁ、意味も無く唐突に妙なカットが割り込んで来るのは、このアニメではよくあることだけど、そのわりには長々とやってたからね。
なんか意味あるのかなー?とか、思ってみたりなんかしてみたり。
なんだか、よく分からないけど、ま、いいや。
とりあえず、智恵先生は最強であった
っつーことで、幕。
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