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さよなら絶望先生 第三話 感想

「その国を飛び越して来い」

間違って他の番組を録画してしまったのかと思ったさ。
夜の倉庫街を走る黒い人影、追う警官・・・
でも、なんか、絵の質感が、どう見ても絶望先生???
と、眉ひそめつつ見ていたら、ブレブレブレブレ・・・と、始まりました。
OPも毎回違うネタが仕込まれているので油断ならない。
今回は太宰治。やっぱり来たか、人間失格っ!
お楽しみ下さいって言われも、読めません。
読む気もありませんが。

ん?今、リ・ル・ラ・リ・ル・ハって出なかった???

ってことで、今回は海外からの編入生2名のおハナシ。
  
 
教室の最前列の生徒と、その後ろの生徒たちとの距離が、ものっすごい空いてるのは何故でしょうか?
やっぱり、前に居る連中は別格なんですかね。2のへ組においても。
ヤバいから隔離されてるのですか?
それとも、最前列は先生のハーレムエリアなのですか?
それとも書くのが面倒くさいのですか?
そうなのかっ?
 
 
個人的には、先生の取り出した首縊り用の縄をキッチリ片付けている千里ちゃんに共感。
自分があの席だったら、たぶん、きっと、片付けてる・・・
「センセー、使ったものは、ちゃんと片付けて下さい!」とか、叱りつつ。
千里に縄を片付けられてしまった先生に、新たな縄を差し出す可符香に向かって、「また巻かなきゃならないでしょ!」と怒るのはどうかと思うが。
キッチリしてるんだけど、そのキッチリの基準が微妙にズレてるところが良いよね。(良いのか?)
 
 
今日の先生は、いつもとちょっと様子が違います。
海外組が帰って来て、クラスの平均点を底上げしてくれるという希望的観測を抱いてなさる。
ポジティブじゃん?
海外組=優秀というのは、単なる偏見だと思うがな。

しかし、その希望的観測はあっさりと一蹴される。

たった1人の点数ではどうにもならないくらい、このクラスの成績は絶望的らしい。
さらに、海外組すなわち帰国子女・・・などと可符香が口走ったもので、先生の暴走(妄想)がスタート。
先生は帰国子女に対してかなり偏った見解をお持ちのようで。
一口に帰国子女と言っても何処から帰って来るのかによっても、ずいぶん違いがあるのではないかと思うのですが。
帰国子女というだけで固定観念を持ってしまうあたり、いまだに日本人の大部分は鎖国状態であると思ってしまうのはアタシだけ?

そう、先生は心の鎖国中なんだそうです。
(そんな、堂々と誇らしげに宣言するほどのものでもないと思うし)
海外に限ったハナシではなく、全ての人に対して心を閉ざしておる、と。
(その割には女生徒のハートをつかんでいるようだが)
で、教室は出島。
良いねー、それ。実に分かりやすい表現だ。
 
 
さて、そんな話題で盛り上がる(?)2のへ組にやって来たのは、木村カエレ。
金色の髪の美少女に影の薄い男子諸君が一斉に色めき立つも、まったく相手にされず。

糸色先生の言動に「この国の先生、おかしい!」と言い出すカエレに向かって

「先生はこの国でもおかしいんです」

千里、言い切っちゃいました。
さすがキッチリしてるだけあって、ハッキリものを言う。
っていうか、
オマエに言われたかぁないぞ
と、先生、思ったんじゃないかと思うんだけどツッコミも入れず、絶望することも無く、ここは軽くスルーでした。
そうか、そこはスルーなのか。
やっぱり、自分が変だと自覚しているんだな。

そのうち、先生だけでなく、この国全てに対する疑問(偏見)をぶちまけだすカエレ。
そして、誰かの発した「だったら自分の国に帰れば?」のセリフで、なんか、スイッチ入っちゃったみたい・・・
急に苦しみだして様子が変だな?と思ったら、木村カエレは異なる2つの文化の狭間で悩み苦しみ、人格が分裂してしまった人格バイリンガル少女でした。

極端にアメリカナイズされた「木村カエレ」と、今時、絶滅危惧種どころか見つかったら博物館送り確定の大和撫子「木村楓」

楓の方の人格は、先生に一目惚れしたらしい。
(先生、また1人ゲット。半分だけどな)
楓は奥ゆかしく三歩下がって先生の後を追うんだけど、先生の傍らには必ず常月まといが。
なんだかんだ言って、仲良さそうなんだな。先生とまといが。
そんな2人の姿を見守るうちに、「この恋は叶わない」と悲観した楓は校舎の屋上から投身自殺を図る。

が、「そこは僕の心中予定地ですからっ!」という、身もフタもない言葉を吐きながら先生が阻止。

間一髪で足をキャッチしたものの、見事に逆さ吊りになる楓。
(あぁ、なんという構図)
折悪しく、頭を強打したショックでカエレの人格が表に現れ、先生をセクハラで訴えると言い出す・・・

で、先生は法廷画(が、妙に似合うということ)に絶望し、授業を放棄して逃走しちゃいました。
もちろん、まといも同行。
いってらっしゃ~い。
 
 
さて、逃避中の糸色先生に代わり、出席を取る智恵先生。

どう考えても男子生徒の名前なのに、聞こえて来たのは女の子の声。
おまけに、誰もその女生徒に見覚えが無い。

それなのに、他の生徒の「このクラス、そんな子ばっかりだし良いんじゃない?」の一言で納得しちゃう智恵先生もどうかと思うぞ。

しかし、物事全てキッチリしていないと気が済まない千里は黙っちゃいない。
厄介ごとには首を突っ込まないと気が済まない(らしい)可符香と一緒に真相究明に乗り出してみると・・・

不法入国の少女が、出席番号を買って学校に潜り込んだのだということが判明。

得体の知れない生徒が教室に居るのはガマンならないが、きちんとした取引ならいいのよ!と、千里も納得。
いいのかよ?!
さすがの可符香も、ちょっと呆れる。
うん、でも、可愛いのよ、この関内・マリア・太郎と名乗る子が。
確かに、放っておけないタイプ。

あれっ?
もしかして、冒頭で逃げてたのって、この子?(今頃気付くな)

そんな感じで、1人は正規の手続きを踏んで、もう1人はなんとなく潜り込んで、怪しい女生徒2名が追加されました。
 
 
相変わらず、背後には大量のネタが垂れ流し状態。
一瞬、夜神月の顔が心霊写真が如く映り込んだり。
もー、好き勝手にやってますね。
3歩進んで5歩下がったら、思いっきり後退してるじゃないか・・・

本編のジョークがあまりに際どくて笑えず。
ブラックジョークって言っても、方向が微妙にズレてると逆に引いちゃいます。
全般的に見て、第二話の方が良かったな・・・
 
 
 
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