さよなら絶望先生 第四話 感想
「ヒジニモ負ケズ、ヒザニモ負ケズ」
オープニングが変わった。
かなりギリギリ・・・っていうか、そのまんま。
いいのか?
いいからやってンだろうが。
どうせ深夜だし。
今週は、これまで存在は確認されていたけれど、まだ紹介されていなかった小節あびると音無芽留をフィーチャー。
ケガが絶えない小節あびるが、DVの被害に遭っているとのウワサあり。
加害者は父親!?
とのことで、糸色先生、家庭訪問。
ところが、あびるの家に向かう途中で偶然父親を見かけたもので、先生は尾行を開始する。
フライパンを購入しようとする父親の姿を見ると
「フライパンを何に使う気ですかーーーっ!!!」
と、いらぬ妄想をし、店主をけしかけてこれを阻止。
その後も父親の行く先々で、買い物の邪魔をする先生。
いや、それ、立派なイヤガラセだから。
(だいたい、なんだよ砂漠の練り消し部隊って・・・猛者っていうか、むしろ、オレンジロード1冊で壊滅する一個小隊って、どんな?)
けっきょく、あびるのケガは(父親のDVではなく)動物園の飼育係のバイトのせいだと判明。
動物を愛する心優しい少女なのかと思いきや、異様なまでの尻尾好き。
動物の尻尾を見ると、つい、引っ張ってしまい、怒った動物に蹴られる、と。
あびるの部屋の壁には、尻尾の剥製がずらり。
その中から先生に似合いそうな尻尾をチョイスして、くっ付けるあびる。
逃げ出した先生は商店街を走る。
その姿を見たオタク系女子がネコミミを追加装着。
ギャーとか言って、尻尾と耳をくっ付けたまま走り回ってるが・・・
「自分ではずす」という選択肢は無いのか、先生よ。
(実は、ちょっと気に入ってるんじゃないの?)
そんなことより、どうすんだ、DV父のウワサが商店街中に広まっちゃったぞ、先生のせいで。
翌日、先生のささやかな復讐。
授業で取り上げた教材は、「尻尾と耳に特に効く毒を盛られた可哀想な象のおハナシ」
高校生にもなって「かわいそうなゾウ」は無いだろう・・・
そして、今週の2人め。音無芽留。
教室に、ひときわ大人しそうな女生徒が居ることに、(今さら)気付く先生。
消極的な子が大好きな先生は、堂々と「ひいきします」宣言。
教室から逃げ出した芽留を追って、構内を捜索。
途中、消火器ボックスの中で小森霧を発見し「出席」と、チェックを入れる。
ふむ、糸色先生も、この学校での生活に慣れて来たようだ。
教卓の下に潜む常月まといの扱いも、手慣れたもの。
けっこう順応性あるじゃん。
無事に芽留を発見し教室に連れ戻すことに成功したが、芽留はメールでは超毒舌であったことが発覚。
こういう子が、ネットで誹謗中傷を書き込んだりするに違いない。
そう思い至ったとたん、先生の妄想がスタート。
「ネット社会に絶望したーーーっ!」
はい、今週の先生の絶望ネタね。
黒板に頭グリグリしてる姿がカワイイですよ。
その後も、芽留の毒舌メールで教室中が絶望の淵に叩き落とされたり、それを阻止するために「圏外」に追いやられたあげくケータイ壊された芽留が文字化けを起こしたり、電波な可符香がどこぞと交信したり・・・と、まぁ、色々ありましたが以下省略。(手抜き)
う~んと、なんか、奇数回と偶数回で、雰囲気が微妙に違う気がするんですけど。
でもって、偶数回の方が面白い。
まだ4話めだし、偶然なのかな。
前回は、ちょっと引いてしまうネタが多かったけど、今回は本編ネタが普通に面白かったデス。
1つ分かったのは、
糸色先生がよく動いている時の方が面白い!ということ。
今週は、ツッコミ入れたり、ボケたり、絶望したり・・・大忙しだったもんね。(前回、ちょっと影が薄かった)
やっぱ、いじり甲斐のあるキャラだよなぁ、糸色先生。
思わず、ちょっかい出したくなるっていうか。
生徒たちからの人気が高いのもうなずけるな、ウン。
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