「地球へ・・・」原作本
アニメを見て刺激され、どーしても原作を読み返したくなったので、買ってしまいました。
原作本は持っていたんですけど、何故か手元に無かったんですよ。
結婚を機に大量の蔵書とCDを処分してしまったので、恐らくその時に手放したのだと思います。
もしかしたら実家のどこかで眠ってるかもしれないですが。
で、久々に読んでみると・・・
昔これを読んだ頃の自分は子供だったんだなーと、痛感いたしました。
今の自分がちゃんと大人になってるかどうかは分かりませんが、少なくとも、あの時とは感じ方がぜんぜん違うのです。
当時の私にはブルーの想いも、ジョミーやキースの苦しみも、なぁんにも分かっちゃいなかったのでした。
時間をおいて読み返してみて、「あぁ、こんなに深い話しだったんだ・・・」と、ようやく分かりました。
正直言って、当時の私にとってはジョミーって主人公なのにすごく影が薄くて、あまり魅力を感じなかったんですよ。
でも、今読むと違うんですね。
ジョミーが愛おしくてたまらない。
いきなり『ミュウの長』という重責を負わされて、それでもブルーの想いを継ぎ、最終的には自分自身の意思で必死に前に進もうとする姿を見ていると、なんだか切なくて泣けてきます。
内容が濃密なもので、漫画本なのに読むのに非常に時間がかかりました。
1コマ1コマにぎっしりとメッセージがこもっているんで、流し読みが出来ないんですよね。
それを逐一追っていると、疲れてしまうし。
普通3冊のコミックスなんてあっという間に読み終わってしまうのに、これは3日掛けてようやく読了。
ふぅ・・・疲れた。
疲れたけど、読んで良かった。
こうなって来ると、気になるのはアニメの方。
2話も見ましたが、ダメ出しするような点は特に無いです。
原作と微妙に違っているところも許容範囲です。少なくとも今のところは。
30年も前のマンガを、なんで今さらアニメ化?
と、最初は不思議に思ったのですが、原作を読んでいたら、今の世の中にそのまま通用するようなメッセージがいくつも込められていて、思わず納得。
なぜ今?
ではなくて、今だからこそ、なのかも。
ただ、そのメッセージをアニメでどこまで伝えることができるのか?
という不安は尽きませんが、スタッフの方々の頑張りに期待するしかありません。
そして・・・
どうか、途中で打ち切ったりせずに、結末まで描き切って欲しい。
それだけは切望。
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