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風来のシレンDS またたび日記 :試練 その14

奇岩谷までは難なく辿り着けるようになったんだけどなー。
その先がなー。
地下水脈の村まで辿り着ければ御の字。
辿り着いたところで、既にその時点で消耗しきってるし。
いつになったら太陽の大地を拝めるんだか・・・はぁ、なんか、虚しくなって来た。
いかん、いかん、こんなことでは。
うっしゃ、気合い入れ直して、行ってみよう。

いつのまにか渓流の宿場にいる車屋が、山頂の町まで運んでくれるようになっていた。
うーん、地下水脈の村に到達したあたりからかな?
今まで気付かなかったよ。

とはいうものの、レベル1でいきなり山頂の村で降ろされても困ったことになると思うんで、やっぱり竹林の村まで運んでもらうのがせいぜいだな。


山頂の町へ行くと、飛脚と情報屋が「怪しいバンジージャンプ」についてウワサしていた。
あからさまに怪しそうなヤツが二面地蔵でバンジージャンプを始めたらしくって、既に10人も失敗・・・って、オイ、バンジーで失敗したら死んでんじゃないのかっ?

あぁ、それなのにペケジの阿呆は「面白そう」とか言ってやがる。「一緒にバンジーしよう」とか言ってやがる。

オイラはやらないからな。ぜったいにっ!
やるなら、オマエ1人でやれ。


そうそう、料理屋ではタダで飯を食わせてくれるようになった。
これまでさんざん世話してやったんだ。これくらい当然。
料理は毎回違うものが出てきて、その効果もいろいろ。
旅の楽しみが増えたな。


ところで、今回の冒険ではおにぎりがちっとも出ないのだ。
そのへんにも落ちてないし、店でも売ってない。
いったい、どういうわけだ?
宿屋や料理屋を活用しておにぎりを節約しながら、奇岩谷までは辿り着いた。
問題はこの先だ。
足りるのか、おにぎり。小さいのがあと3個しか無いぞ?

しばし悩んだあと、この先で拾うことに期待しつつ、先に進む決心を固めたオイラ。
勇気があるというよりは、無謀という方がふさわしい行為だろう。

お竜とケチは、またしてもテーブルマウンテンに入った直後のフロアで戦線離脱。

んで、おにぎりが残り少ないってのに、ハラへリーの呪文でガンガンにハラヘリ状態にされて大泣き。
もちろん、おにぎりなんて1つも落ちてやしない。

オイラがハラペコで泣いてる間にペケジも力尽きた。

あぁ、もうダメだ。限界だ。
頼む、誰かオイラに食料を・・・ぐぁぁぁ、死ぬぅ・・・

けっきょく、腹ぺこで倒れたオイラ。
悲しすぎる・・・(涙)



戦績:
 Lv.25         経験値 18255
 HP 138        力   12/12
 所持金 11647ギタン  スコア 382224
 
 
 
 
 
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