アーク・ザ・ラッド
剣と魔法のファンタジーかと思いきや、巨大空母を有する軍事大国が出てきたりして、世界観はどうも分かりづらいです。
精霊の力を宿した勇者が剣を振り、古の七賢者の生まれ変わりに、魔王の復活、そのくせ巨大戦艦が空を飛ぶ・・・ホントにワケが分かりません。
(そして、その世界観はその後に続く同シリーズに延々と引き継がれて行くことになります)
勇者の血に目覚めた正義感の強い少年・アークが、仲間を増やしながら巨大な悪に立ち向かって行く!
と、まぁ、RPGの王道っていえば王道なストーリー
・・・なんですが、
このゲーム、「さぁ、これから!」って所で、ブツっと終わってます。
「アーク・ザ・ラッド」は丸ごと1本、壮大な物語の序章ってことで、本題は「アーク・ザ・ラッド 2」に入ってからと考えた方がよろしいようで。
完全2Dのシミュレーション・バトル形式のRPGで、今となっては「一昔前どころか、前世紀のゲーム」といった感じですが、ストーリーはナカナカに面白く、(ザラザラのグラフィックを気にしない人なら)今プレイしても楽しめるのではないでしょうか。
仲間になるのはキャラ設定的にもパラメータ的にも個性的なキャラばかりで、使えるキャラとそうでないキャラの差が激しかったりします。
使えるキャラだけがバンバン成長しまくって、使えないキャラは最後まで成長しないままでエンディングを迎えてしまった記憶が・・・
ストーリーは「2」へと完全に繋がっていますが、これをプレイせずに「2」を始めても、ストーリーが分からなくて困るようなことはありません。
ただ、クリアデータをコンバートすると、育てたキャラをそのまま「2」で使用できたり、コンバートしなければ「2」で発生しないイベント等があったりするので、やっておいて損はないです。
全50階層のおまけダンジョンを踏破しても、クリアするのに10時間程度だったと記憶しています。
「アーク・ザ・ラッド 2」をトコトン遊び倒したいのであれば、ぜひ。
「アーク・ザ・ラッド 2」へ続く・・・
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