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ラジアータ プレイ記録(24)

いよいよ、物語は最終局面へ。

今日の分には私の(かなり)個人的な解釈も含まれてます。(だって、そうでもしないと、まとまらなかったんだもの)

***

「お気楽ジャックのスチャラカ冒険記」
  第24号(世界の果て)
 
 
深夜、ドアを叩く音がして目が覚めた。
ドアの向こうに立っていたのは、リドリー・・・

たとえ仲間と戦うことになったとしても、果たさなきゃならない使命って、なんなんだよ?
オレには、ぜんぜん分かんないぞ!
 
 
そして、今、オレはルプス門で待機している。
ラークス様の指示で、オレとクロスの部隊がここで妖精軍を迎え撃つことになったんだ。

ガウェインの言ったとおり、妖精の軍勢は攻め込んで来た。
妖精と戦うことが正しいのかどうか、今のオレには分からない。
けど、自分の街を、仲間を傷つけるヤツは許せない。
大切なものを守る。
それは、立派な「戦う理由」だよな。

メンバーはジェラルドとアキレスとミランダを連れて来た。
危なくなったらすぐにミランダに回復してもらうようにして、小柄なオークの方から1匹ずつ集中して倒していった。
最後に残ったブラッドオークがボルティブレイクを使って来たけど、それを食らったジェラルドは持ちこたえてくれた。
オレはゲージが満タンになったら、すかさずボルティブレイク
ゲージがガンガン上がったから、何回使ったか覚えてないや。

ようやくオークを退けると、続いて姿を現したのはエルフの長、ザインだった。

オレはザインしか見てなかった。他のエルフは仲間に任せっきり。一応、みんなの体力には気を配って、こまめにミランダに回復の指示を出してたけどね。

ザインは死んだ。妖精を束ねるザインが消えれば、妖精たちは総崩れになるだろう。妖精に味方する龍たちも、もういないしね。

ふいに、空が暗くなった。
城の上空は黒い雲で覆われてる。その雲の中から姿を現したのは、巨大な龍だった。
・・・銀龍?

銀龍は、どこかを目指してまっすぐに飛んでいく。
世界の果て・・・か?
使命を果たすために、世界の果てへ行く・・・ガウェインは、そう言っていた。
そこには、リドリーも居る。

行かなきゃ・・・オレも、世界の果てへ行く!
 
 
「世界の果て」に到着。

ガウェインがオレの前に立ちふさがる。
ガウェインと戦うことが、本当に正しいことなのかどうかだって、オレには分からない。
だけど、オレの迷いになどおかまい無しに、ガウェインはオレに剣を向ける。
この男を倒さなければ前に進めないのなら、オレは戦うしか無い。

とにかく、全力で戦った。
スキルは「必死の防御」に付け替えて、ガード反撃を駆使。ボルティブレイクもバンバン使った。

・・・倒したよ。
オレ、父さんの仇を撃った。
でも・・・アンタ、本当にオレの父さんを殺したのか?
本当に、これでよかったのか?
 
 
「金龍城」に到着。
先に到着していたクロスは、銀龍は自分が倒すと息巻いてる。
好きにしてくれ。
オレは、リドリーを連れ戻しに来ただけだ。

くっそ〜〜〜、なんで頭の上から砂が降って来るんだよっ!
何回落っこちたか分かんないよ。気持ちが焦るばっかりで、ちっとも進めねーっ!
うぁ〜っ!また落ちたっ!!!しかも、何段もっ!!!
あったまきたっ!早足で歩いてやるっ!
よぉし、これなら大丈夫だなっ。
「ヴェルバーン」ゲーット!
よっしゃぁ、さっそく装備だ。

やっと城の入り口が見えた!って所で砂が降って来て、落っこちること2回。
オレ、マジギレ寸前。
でも、キレてる場合じゃないんで、グッとこらえて上り直して、ようやく城に侵入成功。
リドリー、今、行くからなっ!

城で待っていたのはルシオン・・・
ルシオンもリドリーを助けに来たって言ってるけど・・・そんなことは、どうでもいいや。とにかく、オレは先を急ぐ。

城のてっぺんにリドリーは居た。
その向こうにいるのは、金龍?
ルシオンはリドリーに呼びかけろと言う。
よく分からないけど、リドリーが戻って来るなら、それでいい。
その時、足元で何かが動いた。クロスだった。
深手を負ったクロスが、オレに警告した。
騙されるな・・・って?
ルシオンが・・・銀龍?
ルシオンは容赦なくクロスにトドメを刺し、それからリドリーに狙いを定める。
リドリーっ!

・・・なんで、笑ってるんだよ。
宿命ってヤツに、ひとりで納得して、ひとりで死んじゃうのか?

許さねぇぞ、銀龍!
人間のため?
そのために、オマエは何をした?
妖精と人間を対立させ、たくさんの妖精と人間を殺した。オレたちを使って四龍を消させ、金龍を消すために、器となるリドリーを殺した。
そんなオマエを、オレは許せない。
オレは、オマエを倒す!

ミランダには回復させっぱなしにしておいて、男3人で攻撃。
オレのスキルは「メラメラ闘争心」に付け替えた。
ミランダは放っておいてもマメに回復してくれるから、安心。オレは状態異常にだけ気を配っていればいい。
ヤバい時だけアイテム使って回復しながら、とにかく攻撃を当て続け、ゲージが満タンになったら、ヴォルティブレイク。
心応飛影斬、炸裂しまくり。

やったよ、銀龍を倒したよ。
 
 
龍たちが居なくなったこの世界が、これからどうなっていくのかなんて、オレには分からない。
難しいこと考えるのは、そういうのが得意な人に任せた。
そうだなぁ、あちこち歩き回って、困ってる人を助けること。
オレにできるのは、それぐらいだねー。
そうだ!どっかで団長に会えるといいなー。
うん、きっと会えるよな。

よっしゃ〜!じゃ、行ってきま〜っす!
 
 
 
 
 
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