ディシディア ファイナルファンタジー(ファーストインプレ)
ファイナルファンタジー「I」〜「X」までの歴代の(概ね)主人公とその宿敵たちが、まさかの共演。
FF誕生20周年を祝う、お祭りイベントみたいなものでしょうか。
そんな「ディシディア ファイナルファンタジー」について、ホントに駆け出し(プレイ時間5時間程度)ですが、あくまで第一印象を書いてみます。
一言で言っちゃうと、「対戦型アクションバトル」
FFのキャラクターが登場し、FFの世界観を踏襲してはいますが、RPG「FFシリーズ」とは、まったくの別物。
そこのところを勘違いして購入すると、「なんだ、これは?」と不機嫌になるでしょうね。
あくまで、「FFのキャラクターを使ったアクションゲーム」です。
ゲーム開始直後は「ストーリーモード」と「クイックバトル」の2つのパートで遊ぶことができ、どちらも共通のキャラクターを使い、フィールドを自由に動き回りながら敵と戦います。
「ストーリーモード」では、歴代の主人公たち一人一人に、原作に則した形のエピソードが用意されています。
ただ、とても短いもので、そのキャラの人となりがなんとなく分かる程度。
重厚なストーリーを期待していると、肩すかしを食うことになると思います。
(まだ全部終わってないので、この後の展開次第で印象は変わるかもしれません)
それにしても、こうやって並べてみると、FFの主人公たちって意外と個性豊かなんですね。
多少、後付け的なキャラも居るかもしれませんが。
このモードでは「すごろく板」のようなものの上を、各所に配置された敵と戦ったりアイテムを拾ったりしながら進んで行く仕組みになっています。
これも、ちょっと頭を使って進まないと、せっかくクリアしても良い報酬がもらえなかったりして、一見単純そうでいて実はそうでもなかったり。
「クイックバトル」は、相手のレベルやタイプなどを自由に設定してお手軽にバトルを楽しむモード。
相手キャラはレベルだけでなく戦術などのタイプも細かく指定できるので、慣れないうちは自分が戦いやすいような相手を設定して練習台になってもらうといいですね。
経験値をはじめ各種ポイントやアイテムも入手できるので、ストーリーモードで手こずるようなら、こちらで予めキャラを鍛えてから挑戦することもできます。
っていうか、「こっちがメインかな?」と言う気もします。
バトル中の操作は比較的シンプルです。
最初のうちは、キャラを移動させながら丸ボタンと四角ボタンの押し分けが出来れば何とかなる感じ。
画面に懇切丁寧な指示も出るので、それに従ってボタンを押して行くだけでオッケーです。
(その指示は3段階に調節でき、ウザくなったら最低限の指示しか出ないようにすることもできます)
もちろん敵が強くなってくれば、それだけでは済みませんが。
最初から使用できる主人公キャラたちだけで10人。
自分はまだ全員を使ってはいないのですが、バトルにおける特徴が、みんなそれぞれ違うのにはオドロキです。
「見た目が違うだけで、実際動かしてみるとどのキャラも大して違わない」なんてことは無いです。
それぞれキャラの特性に合わせた戦い方を探って行く必要があるでしょうし、その中で自分の好みのキャラを見つけ出せれば言うこと無しでしょう。
キャラはレベルが上がるごとに基本ステータスが上がるだけでなく、新たなアビリティを覚えたりもします。
アビリティは全てを装備できるわけではなく、装備コストと相談しながら必要なものを選ぶ必要があります。
アビリティをどう装備するのかによっても、キャラの印象は変わって来るでしょう。
自分のお気に入りのキャラを自分好みにカスタマイズして、自分なりの戦法で戦う・・・
まぁ、キャラゲーっちゃぁ、キャラゲーですけど、なかなか奥が深くて育てがいがあると思いますよ。
全般的に、細かな所まで配慮が行き届いているなぁ・・・という印象です。
チュートリアルが充実しているため、プレイしていて困ることはほとんどありません。
ただひたすら戦うだけでなく、ちょっとしたお遊び要素や、やり込み要素も用意されていて、長く飽きずにプレイできそうです。
各所で流れる歴代FFのBGMや懐かしい顔ぶれには、シリーズ経験者は感慨を深くするでしょう。
「あのキャラ」と「あのキャラ」が並んで歩いているだけで、既に感涙ものです。
FFを知っていればより楽しめるのは間違いないですが、知らなくてもそれなりに楽しめるのではないでしょうか。
自分はFFVII〜FFXまではクリアしていますが、IIIとIVは途中で放棄。それ以外はまったく知らない状態でも、十分に楽しいです。
難易度的には、「アクション」に拒絶反応を示す人でもなければ大丈夫かな。
とにかく、事細かに画面に指示が出ますから。
技を出すために入力手順を覚える必要も無く、簡単なボタン操作でカッコ良いキャラがド派手な大技を出してくれますしね。
どうしても無理な人のために、ちょっとガマンすれば、コマンド入力式のバトルで遊べるモードも出現します。
逆にアクションものが得意な人は、若干の物足りなさを感じるかもしれません。
ただ、敵の強さを調整したりできますし、通信対戦もできるので、深く追求して行こうと思えばハードなアクションゲームとしても楽しめるはず。
冒頭で「FF誕生20周年を祝うお祭り」などと書きましたが、それを抜きにしても中々出来の良いアクションゲームと言えると思います。
とにかく、とても丁寧に作られたゲームだと感じます。
そこかしこに「ファイナルファンタジー」への愛が散りばめられています。
自分は、完全にハマりました。
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