「喜多さん 第四話」と「鹿男 第三話」
「あしたの、喜多善男 第四話」
「今日はキタモリオかぁ・・・」
火曜日、帰宅した相方くんが開口一番に(しかも大まじめで)発した台詞。
北杜夫じゃなくて、喜多善男!
相方くんの脳内回路は、いったいどうなっているのだ?
それはともかく、喜多さんに残された人生は、日一日と少なくなって行く。
今日は売れないアイドル宵町しのぶと箱根に逃避行である。
イヤと言えないその性格は、「善人」というよりも、単なる優柔不断ではないのか?という気がしてきた。
喜多さんが箱根でしのぶとじゃれてる頃、喜多さん殺害計画は着実に進行中。
どう見ても暗殺者には見えない温水に、決行は8日後と厳命する平太。
それは、喜多さんへの思いやりなのか?
喜多さんが自分で決めた人生の最終日よりも早く命を落としたのでは、あまりに気の毒だからという。
一方のリカは、「どうせ死ぬんだから、明日にでもやっちゃって!」である。
いざとなると女の方が非情なのだ、大概。
みずほの身辺を洗っていくと、やっぱり、みずほと三波さんにも繋がりがあったような気配が・・・
喜多さんと三波さん・・・(北と南???)
もっと古くからの知り合いなのかと思っていたら、みずほの勤めていた病院で知り合っていたとは。
う〜ん、かなり胡散臭いぞ。
さて、来週は、あっちもこっちも入り乱れて大騒動になりそうである。
まぁ、温水(それにしても何故この人は、みんなに「ヌクミズ」と呼び捨てにされてしまうのだろう?)は失敗するのだ、間違いなく。
さもなくば、決行が不可能な状況に陥るのだろう。何らかの要因で。
でないと、このドラマ、終わってしまう。

各話の感想↓

「鹿男あをによし 第三話」
宵町しのぶが喜多さんの救いの女神になりうるのか否かは判然としないが、小川先生にも救いの女神が現れた・・・のかもしれない。
頭が鹿になってしまった小川先生(ただし、そう見えているのは本人だけ)は、鹿に泣きついて名誉挽回のチャンスをもらう・・・その前に、まずは状況説明をお願いする。
鹿、曰く・・・
この日本の下には、大ナマズが居るのだそうである。
こいつが暴れると日本列島が大揺れ・・・つまり、地震の原因はこの大ナマズと言うわけだ。
普段は鹿島に居らっしゃる神様が、この大ナマズの頭を抑えている。
尻尾の方は、関西方面に居る鹿と狐と鼠の三眷属が押さえている。
ところが、この鹿島の神様は自分が大ナマズを押さえているという自覚が無く、時々ふらっとお出かけになる。
そう、神無月である。
神無月になると、日本中の神様が、みんな出雲に行ってしまう。
その隙に、ナマズが暴れると地震が起きる・・・
ってことは地震は神無月に多いということになってしまうが、実際はそうでも無い。
まぁ、ナマズがぼーっとしていて、自分のアタマ踏んづけてる神様が留守なのに気づかないことが多いのだろう。
ナマズが敏感でなくてラッキーだ。
それだけでも危なっかしいのだが、さらに危なっかしいことに、西の方の押えは60年ごとにネジを締め直さないと緩んじゃうんだそうだ。
おまけに、この三眷属の中で鼠はハブにされているようで、時々職務怠慢をやらかしたり、ネジを締め直す邪魔をしたりするらしい。
そんなことをして鼠に何の得があるのかはよく分からない。
この国が滅んでしまったら、鼠だって困るだろうに。
単に鼠がひねくれ者というだけで、特に理由は無いのかもしれない。
で、そのネジを締め直すのに必要な道具が、前回先生が持って帰るはずだったサンカク。
そのサンカクを取り戻して、アタマを元に戻してもらおうとした小川先生だけど・・・
ネズミがサンカクを預けた職人さんからサンカクを盗み出そうとして、あえなく失敗。
もはや、自分のアタマを元に戻すことも、日本を救うことも出来ないと絶望しかけた先生の前に現れたのが、白い剣道着に身を包んだ堀田イト。
この反抗的な女生徒が、とんでもない剣の使い手だったのである。
堀田イトを部員に向かえ、正々堂々と剣道の試合に勝ってサンカクを取り戻す!
ほんのり希望の光が射してきた。
つまり、堀田イトは、すべての事情を知っているのだな?
もうひとり、本人の口から事情を聞いてすべてを知っているはずの藤原先生は、小川先生は心の病に罹っていると判断したようである。
(まぁ、まっとうな解釈だろう。藤原先生が、人の話をちゃんと聞いているかどうかは、ともかく)
日本を救うことよりも、自分のアタマを元に戻すという目先の目的のために必死になっている小川先生。
いきなり「世界を救え!」と言われて、素直に旅立てるのはRPGの主人公くらいだ。
小市民には、まず、鼻先に個人的な大問題をぶら下げてやらなければ。
ぞのうち、先生も、(理不尽に)自分に押し付けられた重大なお役目を思い知ることになるのだろう。
まぁ、孤立無援というわけでもなさそうだ。
良かったな、先生。
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