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BLACK BLOOD BROTHERS 第12話

第12話「我が血統の永遠なる鼓動がため
     この血の総てを捧げんことを」
        (なんて長いサブタイトルなんだっ!)

あのぉ・・・もしかして、終わっちゃったんでしょうか???
終わったのかどうかすらよく分からない最終回って、そんなのアリですか?

けっきょく、ほとんどワケが分からないまま終わってしまいましたよ。
 
 
では、いちおう、最終話について。
深手を負って海に落ちるジローさんを追って、危険を承知でミミちゃんもダイヴ。
ミミちゃんは自ら進んでジローさんに血を与え、ジローさんは復活して反撃。
サクッと敵を撃退しちゃいました。
やれば出来るじゃん。

ジローさんに血を与えたことで、ミミちゃんとジローさんの間に再び共鳴が起こり、ミミちゃんはジローさんとコタローの背負った宿命を知ることに。

それが、また、ずいぶんと悲惨な宿命で・・・
アリス・イヴの血族っていうのは、基本的には一人きりだと考えて良いのかな。
アリス・イヴの血族にとって血を与えることは「血族を増やす」ことを意味しないんだもんね。
いつか自分の身が滅んで転生した時のために、まだ力を持たない子供の時代に護衛を任せる者を用意しておくってことでしょ?
そして、十分に成長したら、それまで護衛してくれた者の血(元を正せば自分の血)を受け取る、と。

アリスにとっての護衛者はジローさんだったわけだけれど、アリスは彼を死なせたくない一心で自分の血を与えてしまったんだよね。
そのまま2人で生きていられたらハッピーだったはず。
だけど、アリスは滅んでコタロウに転生し、ジローさんはコタロウを守ることになり、コタロウが成長したらいつかジローさんは・・・
カーサの言ってた「ジローは血の一滴までアリスのもの」ってのは、べつに比喩じゃなかったんだね。
ジーロさんたちが特区に来た理由の「コタロウに友達を・・・」っていうのにも、そんな意味があったとはなぁ。

あぁ、悲惨だ。
死んだ恋人の生まれ変わりを『弟』として面倒見てるってだけでもキツイのに。
ジローさんが今存在していられるのはアリスのおかげだったとしても、それにしてもなぁ。

でも、あのコタロウが自分の宿命を知ったとして、その時、兄者を喰らう気になれるんだろうか?
すっごい疑問だ。

で、まぁ、そのへんのところは分かったんだけれども、けっきょくカーサの真意は分からずじまい。
特区に来た目的がイレブン・ヤードに眠ってる「九龍王の灰」だったってのは分かった。
九龍王(翁かな???)ってのは、九龍チャイルドの始祖で、香港でジローさんが倒したわけね。
そういう過去があるから、どうも九龍王の復活を狙ってる輩も居るようだし、万一に備えてジローさんを特区に呼び寄せておきたかったのよね、カンパニーとしては。
セイたちがジローさんの特区入りを拒んだのはイジワルしてたわけじゃなくて、ジローさんにそんな重荷を背負わせたくなかった、っつーことで。

そこまではいいんだけど、なんでカーサが九龍チャイルドになってんだか、そこんとこは???のまま。
ジローさんのことだって、ジローさんが一方的に憎んでるだけで、カーサの方は懐かしがってるみたいな感じだし。

それに、ミミちゃんて何者なの?
なんで、ジローさんがミミちゃんを守らなくちゃならんわけ???
カンパニーが仕組んで、ジローさんとミミちゃんをくっ付けたのには、何かワケがあるんだよね?

謎が謎を呼ぶ最終回・・・
 
 
たぶん、アニメ化されたのは原作のごく一部なんでしょう。
なんだか、ここから本格的にストーリーが動き出すって感じだものね。
それにしたって、ワケ分からなすぎ。
全12話じゃ、どう考えても時間が足りないんだろうけど、足りないなら足りないなりに、原作を見ていない人にも物語の骨子や魅力を伝えられる作品に出来なかったんだろうか?
たぶん、構成力が足りないんだわ、制作者たちの。
原作が良さそうなだけに、もったいない。

作画も、まぁ、そこそこ良かったと思う。
アクションシーンがしょぼいのは気になったけど。
最終話のジローさんとカーサのチャンバラシーンも、妙に動きがぎこちないところがあったし。
でも、全般的にはキレイだったんじゃないかと。
だから、なおさら、もったいなーいと思うわけ。

やっぱり、原作を読んでみるかな。
このアニメの続編が作られるかどうかも、この出来具合ではかなり微妙だし。
う〜ん・・・
  
 
 
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