おねーちゃん、適当なこと言ってるでしょ
何年かぶりに、ジーンズを買った。
ジーンズは大好きで、1年のうち360日はジーンズで過ごしている。
いや、数えたわけじゃないけど、だいたいの目安として・・・
よーするに、それなりの本数を持っているし、とっかえひっかえできるから傷まないし、サイズも変わらないんで、買う必要がなかったということを言いたかったの。
でもさ、最近、ストレッチ素材ではきやすいのとか、あるっていうじゃない?
「美脚」とか「美尻」の文字にも、心惹かれるし・・・
で、ワクワクしながらジーンズショップに行ってみたわけ。
ジーンズの値段が1万円越えてるのに、ちょっとしたショックを受けつつ店内を物色。
(前に買ったときは、リーバイスのジーンズが9千円くらいだったはずなんスけど)
わんさと揃ってるジーンズの中から、色とシルエットで2つばかり見繕って、試着室へ。
試着してビックリよ。
太ももがパツンパツンなの。
お腹もお尻も大丈夫なんだけど、太ももがぁ〜ッ!
確かに、私の股はちょっと太い。
腹もそんなに出てないし、尻もでかくないが・・・
たぶん、エアロビクスやってたせいだと思う。
エアロビで鍛えられた太ももの筋肉が、やめて数年経った今、ダル〜〜〜っとなってるんだわ。
サイズが変わらないからって、油断してたわ。
鏡に映った自分の下半身を見て、マズいと悟った私は、「ブーツカットはやめてストレートにしよう」と決意。
と、その時、「はけましたかあ〜?」と店員のおねーちゃんの声。
呼ばれた弾みで、うっかりカーテンから顔を出すと、そのまま引きずり出されてしまった。
ぎゃーーー、こんな姿を公の場に曝せるかーーー!
すぐにでも試着室に逃げ込もうとする私に向かって、おねーちゃんは一言。
「きれいにはけてますよー。バッチリです!」
嘘ダロ・・・
「いやぁ、太もも、きっついよ・・・」
と、モジモジする私に向かって、おねーちゃんはたたみ掛ける。
「ぜんぜん平気、普通ですよ」
おねーちゃんは、裾上げの準備に取りかかろうとしてる。
ぜったい、嘘だ。
適当なこと言って、完璧に無理なの承知で売りつけようとしてるでしょ。
私が難色を示しているのに気付いたのか、彼女は「新作なんだけど、これもはきやすくてイイですよー」と言いながら、すごい素早さで別のを持ってきた。
「逃げられちゃなんねぇ」とでも思ったのかもしれないけど、念のため、そちらも試着。
・・・うん、こっちは良かった。
ちょうどいいフィット感。
色あいもシルエットも、欲しかったタイプだし。
けっきょく、おねーちゃんが後から持ってきてくれたのを購入。
実は、私が試着室に持ち込んだものより、高かったのよね。
まんまとはめられた気がしなくもないけど、気に入ったから、まぁ、良しとしよう。
でもね、店員の「お似合いですよー」は、ぜったいウソだと思ったよ。
気をつけよ・・・


